PCおよびMacなどのデスクトップ版「Firefox 46.0」アップデートでは、すべての Firefox ユーザ向けにいくつかのセキュリティ改善と機能の更新が行われているほか、Linuxユーザ向けには外観の改善が行われています。
Firefox 46.0の新機能・変更点
■新機能
- JavaScript の Just In Time (JIT) コンパイラがセキュリティの面で改良されました
- GNU/Linux: GTK3 が統合されました
■修正
- Google Docs におけるスクリーンリーダの空白文字の取り扱いに関する不具合を修正しました
- クリップとマスクを利用している SVG 画像が拡大 / 縮小時に正しく描画されるようになりました
■変更
- WebRTC の性能と安定性が向上しました
■開発者
- メモリツールで、ドミネーターツリーを表示するようになりました
- パフォーマンスパネルでメモリ割り当てやガーベジコレクションを確認できるようになりました
- スタイルエディタの @media ルールサイドバーから、レスポンシブデザインビューを起動できるようになりました
■HTML5
- documents.elementsFromPoint に対応しました
- Web Crypto API が HKDF へ対応しました
Firefoxをインストールしているユーザーであれば、近い内に自動更新プログラムにより自動アップデートされます。また、Macであればメニューバーの[Firefox]→[Firefoxについて]で、Windowsであれば[ヘルプ]→[Firefoxについて]でバージョンの更新確認をしてみましょう。
最新版「Firefox 46.0」の更新情報がなく、「待てない」「今すぐ試したい」方は、以下のFirefoxダウンロードページから今すぐインストールすることができます。
▶︎ Firefoxのダウンロード
上記サイトで「最新バージョンです。」と言われた場合には、以下のOS別のダウンロードをお試しください。
▶︎ Windows版ダウンロード
▶︎ Mac OS X版ダウンロード
▶︎ Linux版ダウンロード
ちなみに、次回アップデート「Firefox 47」の正式版リリース予定は2016年6月7日(火)となります。
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