2016-01-09

Apple、「QuickTime 7.7.9」をリリース。9件のセキュリティ脆弱性を修正

Appleは、Windows版メディアプレーヤーQuickTimeの最新バージョン「QuickTime 7.7.9」をリリースしました。


今回のアップデートでは、セキュリティアップデートとなっており、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正されています(Apple Support)。


Appleのセキュリティ情報によると、複数のメモリ破損の問題がQuickTimeの中に存在しており、悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性があるとのことで、これらの問題を改善したとしています。

セキュリティ上、重要な修正が含まれているので必ずアップデートしましょう。Windows版利用者は、ソフトウエ・アップデートを利用してアップデートすることができます。

また、新規にインストールする際には、こちらQuickTimeダウンロードサイトより行うことができます。



なお、Windows Vista/7に対応するフリーソフト「QuickTime」は、上記サイトよりダウンロード可能ですが、ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、「QuickTime - QuickTime 7 Pro」へのアップグレードが必要です。

QuickTime 6 Pro ユーザーへの重要な注意
QuickTime 7 以降をインストールすることにより、QuickTime 6 など、旧バージョンの QuickTime の QuickTime Pro 部分の機能は使用できなくなります。QuickTime 6 Pro をお使いの場合は、このインストールを続行する前に、http://support.apple.com/kb/HT201691?viewlocale=ja_JP#compatibility を参照してください。


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