漢字Talk時代のMacを知っているユーザーなら懐かしい思いを感じるでしょう。そう、その頃のMacを起動した際に、正月の三が日(1月1日〜3日)の間は「あけましておめでとうございます」と表示されました。ちょっとしたイースターエッグですね。
でも、OS X以降のMacでは起動画面でこんな粋な表示はされません。ただ、スクリーンセーバーの中にこれに似た設定があります。
「明けましておめでとうございます」をスクリーンセーバー設定する方法
正月に「明けましておめでとうございます」を表示させるには、スクリーンセーバーの設定を変更する筆用があります。
- MacのAppleアイコンをクリックして、[システム環境設定]を開き[デスクトップとスクリーンセーバー]をクリックします。
- [デスクトップとスクリーンセーバー]設定画面が表示されたら、[スクリーンセーバー]タブをクリックして、スクリーンセーバー設定を「World of tha day」とします。
「スクリーンセーバーのオプション」は、「自動」または「スーパー大辞林」のいずれかに設定しましょう。
これで準備万端です。後は、スクリーンセーバーを駆動させるだけです。1月1日になるのを待ち、確認しましょう。スクリーンセーバー画面に「明けましておめでとうございます」が表示されるはずです。
このスクリーンセーバーテーマ「World of tha day」は、Mac OS X Leopardから追加されたものです。その季節折々を表現する厳選された言葉を表示するようになっています。
12月31日の今日は、「榊」「来し方行く末」「年守る」「除夜の鐘」「大晦」などの今日を表現する言葉が表示されます。
- 榊: 神域に植える常緑樹の総称。また,神事に用いる木。
- 大晦:一年の最後の日。おおみそか。
- 年守る:大晦日の夜,家中の者が集まり,夜明かしをして新年を迎える。としもる
- 来し方行く末: 過ごしてきた日々とこれから先の日々。来た方向とこれから行く方向。
- 除夜の鐘:大晦日の午後12時頃から元旦にかけて,仏教寺院で打ち鳴らす鐘。百八煩悩を除く意味を込めて一〇八回つき鳴らす。百八の鐘。
これが1月1日を迎えると表示が変わります。「明けましておめでとうございます」と言った年頭を祝う挨拶の言葉をはじめ、「年立ち返る(新年となる。年が改まる。年返る。)」「福藁(正月,門口や庭に敷く新しい藁。清めのためとも年賀の客のためともいう。)」などの言葉が表示されます。
漢字Talk時代の起動画面に表示された「あけましておめでとうございます」ほどの感動は味わえないですが、とりあえずはこれで我慢・・・。
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