今回の「Firefox 43ベータ版」では、スクリーン上にタッチキーボードを自動的に表示するようになりました(Windows 8以降)。また、m4v 形式の動画再生に関する API のサポート機能向上やURL バーに検索候補を表示するなどの新機能が追加されました。その他、スポイトツールがページ拡大時に期待通りに動作しない問題などの修正が行われています。
Firefox 43ベータ版での変更点
■新機能
- Windows 8 以降で、スクリーン上にタッチキーボードを自動的に表示するようになりました
- m4v 形式の動画再生に関する API のサポートを向上しました。
- URL バーに検索候補を表示するようになりました
- 複数モニターに対する WebRTC ストリーミングが可能になりました
- Windows XP に対する更新のため、Big5 のサポートが向上しました
- GNU/Lunux:GTK3 が統合されました
- トラッキング保護を行うためのリストを二つの中から選択できるようになりました
■開発者
- ツールボックスにフォーカスがある場合、F1 キーで設定を開けるようになりました
- 要素選択時のコンテキストメニューから「コンソールで利用」を選択すると、その要素を変数から参照できるようになります
- ルールビュー中でオーバライドされた属性の横に表示される検索ボタンをクリックすることで、類似する属性を検索できます
- ルールビューで表示されるルールを、属性名で絞り込めるようになりました
- 例外発生時に、コンソールでスタックトレースを表示するようになりました
- サーバサイドのログをコンソールで表示できるようになりました
- 開発ツールバーでるスクーンショットを取得する際に、解像度を指定できるようになりました
- サブリソースの一貫性保持機能により、開発者は自身のサイトをより安全にできるようになりました
- コンソールで送信されたネットワークリクエストが、ネットワークパネルに反映されるようになりました
- hyphens 属性が接頭辞なしで利用できるようになりました
- WebIDE がサイドバーつき UI に変更されました
- transform-origin 属性が SVG の要素に対して利用できるようになりました
- アニメーションインスペクタが、アニメーションをタイムライン表示できるようになりました
- 仮想要素を固定的に表示できるようになりました
■修正
- スポイトツールが、ページ拡大時に期待通りに動作しません
ベータ版を試したい方は、Firefox 43ベータ版の「システム要件」を確認の上、ベータ版ダウンロード・ページより今すぐインストールすることができます。
▶︎ Firefox 43システム要件
▶︎ Firefox Developer Edition & Beta ダウンロード
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