Wi-Fi アシスト機能により、Wi-Fi 接続接続状況が不安定で途切れがちな場合に、自動的にモバイル通信に切り替えてくれ、継続して安定的にインターネットを使用することを可能にしてくれます。
ただし、Wi-Fi の接続状況が悪いとモバイルデータ通信でインターネットに接続し続けるので、これまではモバイルデータ通信を使用しなかった場面での使用量が増えることが想定されます。Appleによれば、「大半の方にとっては、増量分は以前と比べてわずかな割合にすぎないものと思われます。」としています。
Wi-Fi アシストは、iOS 9 以降を搭載した iOS デバイスで使用することが出来ます(iPhone 4s、iPad 2 Wi-Fi+Cellular、iPad (第 3 世代) Wi-Fi+Cellular、iPad mini (初代) Wi-Fi+Cellular は除外)。
Wi-Fi アシストが利用できるアプリは、Safari、Apple Music、メール、マップなどとなっており、今のところ限られています。
Wi-Fi アシスト使用上の注意点
- Wi-Fi アシストは、データローミング中はモバイルデータ通信への自動切り替えを行いません。
- Wi-Fi アシストが働くのは、フォアグラウンドで App を実行中です。バックグラウンドでコンテンツがダウンロードされているときには有効になりません。
- オーディオまたはビデオをストリーミングしたり、添付ファイルをダウンロードしたりする (メールアプリケーションなど)、データを大量に扱うような一部の他社製の App では、Wi-Fi アシストは動作しません。
ということで、Safari、Apple Music、メール、マップなどのApple製アプリでは安定的にWi-Fiアシスト機能が使用できるものの、Google マップやYouTubeなどのサードパーティ製アプリではこの機能を享受することができません。
多くのユーザーが、このWi-Fiアシスト機能を使用するシチュエーションは、自宅であることが多いと思われます。もし、これまで不便がないならば、またiOS9にしてこれまでより通信量が増えたと感じているならば、Wi-Fiアシスト機能を見直した方がいいかもしれません。
▶︎【iOS 9】iOSデバイスのWi-Fi接続が頻繁に切断して不安定な場合には「Wi-Fiアシスト」設定をオフにすれば解決?!
[設定]アプリを起動し、[モバイルデータ通信]をタップ、[モバイルデータ通信]画面を一番下までスクロールすると[Wi-Fi アシスト]項目が現れるので、この設定を「オフ」にします。
source: Apple サポート
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