デスクトップ版「Firefox 40.0」アップデートでは、進化したビデオ通話機能「Firefox Hello」により、通話する際にWebページを「話題」として設定して複数人と共有することが可能になっています。
現在、まだリリース情報は公開されていませんが、7月6日に公開された「Firefox 40ベータ版」のリリース情報によれば、以下のような変更が行われていることになります。
Firefox 40ベータ版の変更点
■新機能
- スクリーンキャストのため、Android Presentaiton API をサポートしました
- 望ましくない可能性のあるソフトウェアに対するダウンロードの保護を行うようになりました
- 戻るボタン、もしくは進むボタンを長押しすると、履歴が表示されるようになりました
- 非同期アニメーションにより、CSS アニメーションがよりスムーズかつ信頼性の高いものとなりました
■変更
- JPEG 画像を拡大 / 縮小した際のメモリ使用量が少なくなり、描画が高速になりました
■HTML5
- 標準では、IndexedDB のトランザクションが永続的ではなくなりました
- Unicode 8.0 の肌色絵文字をサポートしました
- AudioBufferSourceNode の detune 属性が実装され、再生音を cent で調整できるようになりました
■開発者
- 拡張での、バイナリ XPCOM コンポーネントがサポートされなくなりました。ネイティブバイナリを利用される場合は、アドオン SDK の "system/child_process" の持つパイプ機構をご利用ください
Firefoxをインストールしているユーザーであれば、近い内に自動更新プログラムにより自動アップデートされます。また、Macであればメニューバーの[Firefox]→[Firefoxについて]で、Windowsであれば[ヘルプ]→[Firefoxについて]でバージョンの更新確認をしてみましょう。
最新版「Firefox 40.0」の更新情報がなく、「待てない」「今すぐ試したい」方は、以下のFirefoxダウンロードページから今すぐインストールすることができます。
▶︎ Firefoxのダウンロード
上記サイトで「最新バージョンです。」と言われた場合には、以下のOS別のダウンロードをお試しください。
▶︎ Windows版ダウンロード
▶︎ Mac OS X版ダウンロード
▶︎ Linux版ダウンロード
ちなみに、次回アップデート「Firefox 41」の正式版リリース予定は、翌年2015年9月22日(火)となります。
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