Microsoftのセキュリティ情報によれば、この脆弱性により、ユーザーが特別な細工がされた文書を開いたり、埋め込まれたOpenTypeフォントを含む信頼されていないwebページにアクセスすると、リモートでコードが実行される可能性があります。今回のセキュリティ更新プログラムにより、Microsoft Windowsの脆弱性が解決されるとのことです。
影響を受けるソフトウェア
この脆弱性は、サポート対象の全Windowsで深刻な影響を受けることが確認されています。また、Microsoftのセキュリティ情報には対象OSとして明記されていませんが、Windows 10のインサイダープレビュー版にも影響があるとのことです。なお、Microsoftが公開している影響を受けるソフトウエアは以下の通りです。
Windows Vista
- Windows Vista Service Pack 2(3079904)
- Windows Vista x64 Edition Service Pack 2(3079904)
Windows Server 2008
- Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2(3079904)
- Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2(3079904)
- Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2(3079904)
Windows 7
- Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1(3079904)
- Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1(3079904)
Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1(3079904)
- Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1(3079904)
Windows 8 および Windows 8.1
- Windows 8 for 32-bit Systems(3079904)
- Windows 8 for x64-based Systems(3079904)
- Windows 8.1 for 32-bit Systems(3079904)
- Windows 8.1 for x64-based Systems(3079904)
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012(3079904)
- Windows Server 2012 R2(3079904)
Windows RT および Windows RT 8.1
- Windows RT[1](3079904)
- Windows RT 8.1[1](3079904)
Server Core インストール オプション
- Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)(3079904)
- Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)(3079904)
- Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)(3079904)
- Windows Server 2012 (Server Core インストール)(3079904)
- Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)(3079904)
* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。 置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。
▶︎マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-078 - 緊急
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