Microsoft、7月のWindowsアップデート（月例セキュリティ情報）計14件（緊急4件、重要10件）を公開

Microsoftは2015年7月15日 (日本時間)、マイクロソフトは計14件 (緊急4件、重要10件) の新規セキュリティ情報を公開しました。また、新規のセキュリティ アドバイザリ2件を公開しています。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに確認した3種類のマルウェア (Win32/Crowti、Win32/Enterak、Ransom:Win32/Reveton) に対応しています。
今月のセキュリティ情報は、先月の月例で公開を見送り欠番となっていたセキュリティ情報番号 MS15-058 から採番されています。

緊急度の一番高い「緊急」パッチ4件では、リモートでコードが実行される脆弱性に関するもので、Windowsクライアントおよびサーバー上の Internet Explorerが影響を受ける「Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (3076321)」をはじめ、Microsoft Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008、およびWindows Server 2008 R2(Server Coreインストールのみ)への影響のある「VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3072604)」、Microsoft Windows 7、Windows 8、および Windows Server 2012に影響する「RDP の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3073094)」、そしてMicrosoft Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2に影響する「Windows Hyper-V の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3072000)」脆弱性へのセキュリティプログラムとなっています。

▶︎2015年7月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要
▶︎2015年7月のセキュリティ情報 (月例)日本のセキュリティチーム