2015-07-02

Mac用アンチウィルスソフトは「Anti-Virus for Mac」が最適!?ClamXav有償化に伴う代替を探しているなら…

先日、Mac用アンチウィルスソフトの定番アプリ「ClamXav」が有償化されることをお伝えしましたが、この有償化で「ClamXav」の使用を諦め、新たなMac用アンチウィルスソフトを探しているユーザーもいらっしゃるかと思います。そこで、今回は「ClamXav」に変わる新たなMac用アンチウィルスソフトとしてSophos(ソフォス)の「Anti-Virus for Mac」を紹介します。


これまでMac用フリーのアンチウイルスソフトとして「ClamXav」を使用してきました。相当長い間使用してきたのですが、ウイルスに感染したことは一度もありませんでした。特に不満があったわけではありません。今回のCanimaan Software Ltdへのライセンス譲渡により、最新バージョン「2.8」からの有償化されてしまいます。

Sophos(ソフォス)の「Anti-Virus for Mac」は、そんな有償化されてしまう「ClamXav」の代替に適したMac用フリーのアンチウイルスソフトです。

Sophosはセキリュティでは有名なブランドで、導入している企業も多いようなので安心です。Sophosには個人の利用に限って無料のツールがいくつかあり、「Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition」はその中のひとつです。


「Anti-Virus for Mac」のインストール及び設定


  1. まず、Anti-Virus for Macのダウンロードサイトにアクセスします。画面の右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。


  2. 個人情報のお取扱い」のポップアップ画面が表示されるので、画面内容を下にスクロールします。すると、個人情報の取扱いについての同意ボタンが現れます。「同意する」ボタンをクリックします。


  3. Mac 向けマルウェア対策 - ダウンロード」ページが表示されたら、「名前」と「メールアドレス」を入力して「送信」ボタンをクリックします。


  4. Mac 向け無償マルウェア対策 にご関心をお寄せいただきありがとうございました」画面が表示されます。「システム要件」での対応ソフトウェアに「Mac OS X 10.10 (Yosemite)」が表記されていませんが、大丈夫のはずです。下の段にある「Sophos Antivirus for Mac Home Edition (無償) のダウンロード」項目の右下にある「対応するインストーラ」下にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。


  5. End User License Agreement」画面が表示されるので、「ソフォス使用許諾契約書」の内容を確認し、「利用規約に同意します」にチェックを入れ、「送信」ボタンをクリックします。


  6. インストーラーのダウンロード方法を聞いてきます。「ファイルを保存する」にチェックして「OK」ボタンをクリックします。zipファイルがダウンロードされます。


  7. ダウンロードが終了したらダウンロードした「savosx_he_r.zip」ファイルをダブルクリックして起動します。アーカイブユーティリテが起動してファイルの解凍が行われます。


  8. 「savosx_he_r」フォルダが現れたら、フォルダをダブルクリックして中を開きます。「Sophos Anti-Virus Home Edition」と「Sophos Installer Components」フォルダが表示されるので、「Sophos Anti-Virus Home Edition」をクリックします。


  9. 「“Sophos Anti-Virus Home Edition”はインターねっ力ダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?」の確認画面が表示されます。「開く」をクリックします。


  10. 「インストーラ」が起動します。「はじめに」画面が表示されるので「続ける」をクリックします。次に「使用許諾契約」画面が表示されるので、内容を確認して「続ける」をクリックします。ソフトウエアの使用許諾契約に「同意する」ボタンをクリックします。使用中のMacのパスワードを聞いてきたら、パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。





  11. インストールが開始され、「インストールに成功しました。」画面が表示されれば、ソフトウエアのインストールは完了です。「閉じる」ボタンをクリックして終わりです。




「Anti-Virus for Mac」の設定について


インストールが完了したので、「Anti-Virus for Mac」の運用設定についてです。基本的には設定はデフォルトでOKです。ちょっと気になる箇所をいくつか指摘しておきたいと思います。もちろん、そのまま使用しても構いません。設定を変更するには、LauntchPadなりFainderなりで、インストールした「Sophos Anti-Virus」を起動して、メニューバーの「Sophos Anti-Virus」を開き、プルダウンメニューから「環境設定」を開きます。


設定を変更するには、「環境設定」画面の左下にあるカギをクリックして、使用中のMacのパスワードを入力してカギを解除する必要があります。


自動アップデート


デフォルトでは1時間ごとにアップデート版のチェックを行うようになっています。「分ごと」「時間ごと」「日ごと」の3つから選べるので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。さすがに「分ごと」「時間ごと」だと、マシンへの負荷が高いと思われるので、「日ごと」が無難かと思います。


Webスキャン


上の「悪意のあるWebサイトへのアクセスをブロック」は、デフォルトで「オン」になっています。これが「オン」だとWebページの読み込みが遅くなります。詐欺サイトの検出は、Safariを使用している場合、通常「オン」になっているので「オフ」にしておいた方がいいように思います。その下の「悪意のあるファイルのダウンロードをブロック」は「オン」のままでいいでしょう。



「Anti-Virus for Mac」の機能


ウイルス、トロイの木馬、ワームからの徹底したMac保護

Windows 系のマルウェアなども検出し、Mac を保護するだけでなく、他人の Windows PC に送信する Windows 系ファイルもスキャンして保護します。

既知、未知、すべての脅威を阻止

ソフォスのマルウェア対策テクノロジーは、未知のものも含めて、すべての脅威を阻止します。新しく搭載された新機能 Sophos Live AntiVirus を利用することで、定義ファイル反映前の最新の脅威について、SophosLabs が提供するクラウド型のデータベースで瞬時にチェックし、ブロックします。

検出したマルウェアの隔離と駆除

検出したマルウェアは、隔離されるので、すぐに削除しなくても問題はありません。隔離されたファイルは、後で削除することもできます。もちろんすぐに削除することもできます。このような柔軟性をこの製品は備えており、利用者は自由に処理を選択できます。

SophosLabs がサポートするビジネス level のマルウェア対策製品

SophosLabs が、さまざまな脅威を常に監視しています。つまり、中小規模のビジネスや大企業で導入されている製品 Sophos Anti-Virus for Mac と同じものが、個人利用に限り利用できます。

簡単なインストールとメンテナンス

ソフォスのマルウェア対策製品は、簡単で、使いやすい製品です。インストールした後は、利用者に意識させることなく動作し、オンアクセススキャン、オンデマンドスキャン、スケジュールスキャンなどの方法でスキャンを行います。脅威と疑われるものを検出した場合は、ただちに警告を送信します。

無償ソフト

Mac 個人利用に限り、無償で提供し、皆様の Mac と大切なデータを保護します。是非ご利用ください。


「Anti-Virus for Mac」のシステム要件


ハードウェア

  • Intel または PowerPC プロセッサを搭載した Mac PC
  • メモリ: 256 MB
  • 150 MB の空きディスク容量
  • iMac、MacBook、MacBook Pro、MacBook Air など、すべてのアップル社の Mac ハードウェアに対応

ソフトウェア

  • Mac OS X 10.10 (Yosemite)
  • Mac OS X 10.9 (Mavericks)
  • Mac OS X 10.8 (Mountain Lion)
  • Mac OS X 10.7 (Lion)
  • Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)

▶︎Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition


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