Windows Excel2013で説明していきます。
今回は、性別、婚姻、年齢、都道府県、キャリアのダミーデータから平均年齢を計算してみます。表側は男女別のキャリア、表頭は都道府県にしてみます。
Excel「ピボットテーブル」の使い方
Step.1 [挿入]→テーブルグループの[ピボットテーブル]を押します。
Step.2 「ピボットテーブルの作成」のダイアログボックスが開きますので、データを範囲選択します。
Step.3 ウインドウが開きますので、集計に使うフィールドを右上から1つずつ選択して、右下の任意のボックス(フィルター、列、行、値)にドラッグ&ドロップします。
今回の場合は、「性別」と「キャリア」を「行」、「年齢」を「値」、「都道府県」を「列」に設定します。今回は使いませんが説明のため、「婚姻」のフィールドを「フィルター」のボックスに設定してみました。これらのドロップしたフィールドは、あとからボックス間を移動させることができます。よりよい集計結果になるまで、フィールドを移動させてみましょう。ドロップしたデータはそれぞれ以下の場所に表示されます。
Step.4 集計の方法が「合計」になっていますので「平均」に変更します。
[値]ボックスの[合計/年齢]をクリックして、[値フィールドの設定]の[集計方法]タブで[平均]を選びます。これで合計値が平均値になりました。
Step.5 最後に空白セルに「0」を表示して見やすくしましょう。
値のセルのどこかを右クリックして、[ピボットテーブルオプション]→「レイアウトと書式」タブの[空白セルに表示する値]の欄に「0」を入力します。これでデータ表が見やすくなりました。
[フィルター]ボックスに設定したフィールドで集計結果を絞り込むこともできます。B1セルで選ぶだけです。これで完了です。
平均値の計算のほかにも多くの計算方法が用意されています。値が表示されているセルのどこかで右クリックして、[計算の種類]で、任意の計算方法を選択しましょう。[列集計に対する比率]や[行集計に対する比率]をはじめ、[差分]や[累計]など、集計方法は多岐にわたります。
ピボットテーブルはなかなか奥が深いですね。今回は基本的な使い方をご紹介しました。
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