2015-07-17

【Excel】Excel2013 「統合」機能を使って複数のデータ表を集計してまとめる方法

以前「“小計”機能」をご紹介しましたが、今回は複数のデータ表をひとつのデータ表に集計してまとめる「統合」機能をご紹介します。「小計」では集計項目を並び替える必要がありましたが、「統合」は並び替える必要はありません。


Windows Excel2013で説明していきます。
今回は、3つのデータ表を1つのデータ表にまとめてみます。集計方法は、同じ日付の同じ項目の数値を合計します。


Excel「統合」の方法


Step.1 まず結果を表示したい場所にカーソルを合わせます。


「統合」機能を使って複数のデータ表を集計する方法

Step.2 [データ]→データツールグループの[統合]を押します。


統合メニューの場所

Step.3 「統合の設定」ダイアログボックスが開きますので、「集計の方法」を[合計]にして、「統合元範囲」で、表を1つずつ範囲選択します。まずは一番上の表から選択します。


統合の設定

Step.4 [追加]を押すと、「統合元」欄に選択範囲が表示されます。


表の追加

Step.5 他の2つの表も同じように1つずつ表を範囲選択して[追加]を押します。追加するたびに「統合元」欄に範囲が追加されます。「統合の基準」の[上端行]と[左端行]にチェックが入っていることを確認して[OK]を押します。


表追加の繰り返し

Step.6 追加されました!同じ日付で同じ項目の値は合計されています。また、項目名が異なるもの(2015/7/17の任天堂)は、行と列が追加されています。


統合結果の表示

集計の方法は、「小計」同様に、合計、データの個数、平均、最大値、最小値など多彩です。

集計の方法


今回は、同じシート内にある表を統合しましたが、別のシートや別のブックでも統合できます。表頭、表側とも並び順が異なっていても、項目名さえ合っていれば集計ができます。
この機能、多くのデータ表を受け取って管理する人には大活躍しそうです。


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