セルの書式設定で改行する方法
一番てっとり早いのは[セルの書式設定]の[文字制御]にある[縮小して全体を表示する]または[折り返して全体を表示する]にチェックする方法です。
でも、文字が小さすぎて読めなくなったり、妙なところで改行されたりして、気に入らないことがたまにあります。
ひとつひとつキー入力で改行する方法
そんな時は、キー入力で自由に改行しましょう。
- 改行したい文の上でダブルクリック(編集モードになります)
- 文字間で縦線が点滅している状態で[Alt]+[Enter]
長文のセルが数十個もあると気が遠くなります。
数式で改行する方法
そんな時は、数式で改行してはいかがでしょう。
長文が入ったセルがたくさんある時は数式をコピー&ペーストするだけで一瞬で改行できます。
上の画像は、元の文字列(A2セル)を、5文字ごとに、5回改行する数式を使用したものです。数式は以下の通りです。
=REPLACE(REPLACE(REPLACE(REPLACE(REPLACE(A2,6,0,CHAR(10)),12,0,CHAR(10)),18,0,CHAR(10)),24,0,CHAR(10)),30,0,CHAR(10))
【使用している関数】
- REPLACE 文字列中の指定した位置の文字列を置き換えた結果を返します。
- CHAR 使っているコンピューターの文字セットからそのコード番号に対応する文字を返します。数式内に使っているコード番号10は改行を意味します。
数式の意味は「6文字目、12文字目、18文字目、24文字目、30文字目に、改行コードを挿入する」となっています。なので数式内の、6、12、18、24、30の数字を変更すれば、改行する文字数を変えることができます。
改行を一度に削除する方法
改行を削除する時は置換機能を使えば一度に消せます。
- 改行を削除したいセルを範囲選択
- [検索する文字列]ボックスに[Ctrl]+[J]を入力(ボックスには何も表示されません)
- [置換後の文字列]ボックスは空欄のままで[置換]
よく長文を表にする方は一度お試しください。
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