具体例を挙げると、4月30日(木)から7営業日後までに納品するものがあるとします。単純に日付にプラス7をすると、結果は1週間後の5月7日(木)になってしまいます。(C2セル)
ですが、知りたいのは7営業日後の日にちなので、ゴールデンウィークと土日を除いた5月14日(木)が正しい日付です。WORKDAY関数を使えば、なんと、あらかじめ指定した日にちを、除外して計算できちゃうんです。
※エクセル2003以前ではアドインを組み込む必要があります。
WORKDAY関数を使ってみる
WORKDAY関数を呼び出すと、[開始日][日数][祭日]の入力欄が表示されます。
説明書きには、[開始日から起算して日数で指定した日数だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算します。]とあります。なんだか難しそうですが…。
簡単に設定できます。
- あらかじめ祭日を1列で入力しておきます。土日はあってもなくても大丈夫です。(D列) ※ここでは、5月4日、5月5日、5月6日だけ入力します。
- WORKDAY関数を呼び出します。(C2セル)
- [開始日]の欄にA2セル、[日数]にB2セルを指定します。[祭日]はさきほど入力した日付を範囲指定(D2:D4)します。
- [OK]を押す
すると、計算結果(C2セル)に7営業日後の日付が導き出されます。
[祭日]欄には、祭日、正月休み、ゴールデンウイーク、お盆休み、シルバーウイークのほかに、創立記念日などを入力しておけば、便利です。
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