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2015-04-29

【LINE】LINEアプリがアップデートで「開かない」「固まる」「落ちる」ときの対処方法

LINEは4月28日、iPhone向け修正版「LINE 5.1.2」をリリースしました。iPhoneでのLINEアプリのアップデートのたびに、 LINEが「強制終了」「開けなくなった」「アプリ消えた」などの障害報告は御多分に漏れません。アップデート後に調子が悪くなり、アプリが起動しない(落ちる)、アプリの完全終了やiPhone本体の再起動を繰り返してやっと動き出したものの、挙動が不安定で同様の現象が再発してしまう。こうした現象を経験しているユーザーの方も多いようです。こうした現象が発生した場合の対処法は?ということで調べてみました。


まず、LINEアップデートには、勝手に自動更新される場合と、「App Store」アプリを起動しての手動による[アップデート]があるかと思います。この場合に注意したいのは、更新を行う際の通信環境です。安定したWi-Fi接続環境で行うことをお勧めします。また、移動時の更新はWi-Fi接続が瞬断したりと、通信環境が不安定になりがちです。不安定な通信環境でのアップデートは、インストール中にアプリ自体がクラッシュすることがあります。手動によるアップデートでは注意できても、自動更新の場合は勝手にアップデートされてしまうのでどうにもなりません。

アプリの自動更新は便利でいいのですが、障害の要因ともなるので、出来るだけ勝手に更新されないように「自動ダウンロード」の設定を“オフ”に設定しておきましょう。


アプリの自動更新を“オフ”に設定


iPhoneでの設定方法は、歯車アイコンの[設定]アプリを起動し、[iTunes & App Store]をタップ、[iTunes & App Store]画面にある[アップデート]の設定を“オフ”にします。


これで、自分の予期せぬ時にアプリが自動でアップデートされることはなくなります。安定した通信環境が確保される場所で、自分の都合に合わせてのアップデートを行うことができます。アップデート情報は、「App Store」アプリの「アップデート」情報でいつでも確認することができます。

上記の「アプリの自動更新を“オフ”に設定」は、アプリのアップデートの際の障害を最小にするためのもので、実際に起きてしまった障害を解消してくれるわけではありません。アップデートしてしまった後に「強制終了」「開けなくなった」「固まってしまう」などの症状に遭遇してしまったら、以下の方法をお試しください。

症状の内容


LINEをアップデートしたら、起動した直後に落ちるようになってしまいました。「開けない」「開いてもすぐ閉じる」「ホーム画面で固まる」「すぐにホーム画面に戻ってしまう」「一瞬開き、すぐに強制終了してしまう」などの症状で、LINEアプリを利用することが出来ない。


考えられる対処方法


こうした症状が発生する理由としては、通信環境に原因がある場合が多いようです。Wi-Fi接続が不安定な環境でLINEアプリが自動アップデートされてしまった場合に起こることが考えられます。劣悪な通信環境のために通信が瞬断したりしてアップデートが完全に完了できずに、アプリ・ファイルが壊れてしまっている場合があります。その場合は以下のような現象が現れるかと思います。

  1. アプリを強制終了しても起動中のアプリ一覧からアプリが消えない
  2. iPhoneのホームボタンをダブルクリックすると、起動中のアプリの一覧を見ることができます。強制終了したいアプリをタップしたまま上方向にスライドさせるとアプリを終了させることができます。一度閉じて、再度開くと強制終了したはずのアプリが表示される。
  3. アップデートしたはずのアプリが「アップデート」ボタン表示になっている
  4. 「App Store」アプリの「アップデート」情報を見ると、アップデートしたはずのLINEアプリの状態が「アップデート」表示になっていて、更新されていない表示になっている。この場合には、アップデートが完了していないことが想定されます。アップデートの途中で、通信障害などの要因により、アップデートが失敗していると考えられます。
  5. 特に見える症状はないのに起動しない
  6. 特に変わった症状もないのにアプリが「起動しない」「開けない」「開いてもすぐ閉じる」「ホーム画面で固まる」「すぐにホーム画面に戻ってしまう」「一瞬開き、すぐに強制終了してしまう」場合には、iPhone本体のメモリの空き容量に原因があることが考えられます。不要な写真やアプリなどを削除してメモリ容量を確保した後にアプリを起動してみましょう。

アプリを全て終了させてiPhone本体を再起動


上記3については、「メモリ容量を確保」することで解決する可能性が高いように思われます。また、上記以外の症状である場合(メモリがなんらかの原因で解放されていないなど)、起動しているアプリを全て終了(iPhoneのホームボタンをダブルクリックしてマルチタスク画面でAppを上にドラッグして強制終了)させて、iPhone本体を再起動(スリープボタンを長押し)することで解決される可能性があります。

上記1と2の場合には、アプリが完全にインストールされていないか、通信障害によって壊れてしまっている可能性があります。その可能性がある場合には以下の方法を試してみてください。

1.再度「App Store」アプリで「アップデート」


もし、「App Store」アプリでインストールしたはずのLINEアプリの表示が「アップデート」になっているなら、再度「アップデート」を実行してみましょう。これで起動できる場合にはLINEのトークなどの情報も消えることなく復帰できる可能性が高いようです。

2.アプリを削除して再インストール


アプリを一度削除して再インストールします。この場合も、インストール後にちゃんとログインできればトークなどの情報は失うことはないはずです。


LINEアプリは、アップデートのたびに同様の同様の障害が発生していますが、「アプリの自動更新をさせない」ことで防げる場合もあるので、「アプリの自動更新を“オフ”に設定」することをお勧めします。

また、上記以外の解決方法もあるかと思いますが、今回調べてみたところではここまでです。上記とは違った、もっとよい解決策がありましたらお知らせください。


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