日本での検索エンジンシェアで「Bing」はわずか3%程度を占めているにすぎません。日本での検索エンジンは、圧倒的にYahoo! JAPAN(49%)及びGoogle(39%)が占めています。どちらも検索エンジンは「Google」なので、88%のシェアをGoogleが占めていると言えます。多くのユーザーが検索エンジンとして「Google」を利用しているんじゃないでしょうか。
Appleが検索エンジンをBingに切り替えた理由は、AppleとGoogleの検索契約が今年初頭に切れるという事情があります。まっ、その辺りの大人の事情はさておき、「Spotlight検索でも、やっぱりGoogleが使いたい」ということで、Spotlight検索の検索エンジンを「Google」に切り替える方法です。
iPhoneでは、Spotlight検索を行うと「Bing」での検索結果を表示します。iPhoneのOSは「iOS 8.2」ですが、現時点のSpotlight検索で使用できる検索エンジンは「Bing」で、Googleなどの他の検索エンジンを使うことはできません(そもそも変更設定自体がありません)。そこで、使用する検索エンジンから「Bing」を外して、Spotlight検索の際に表示される「WEBを検索」機能を使って、Safariに移行して「Google」での検索結果を表示します。
Spotlight検索をGoogleに変更する方法
Bing検索を「オフ」に
まずは、Spotlight検索でデフォルトになっている検索エンジン「Bing」の設定を「オフ」にします。
iPhoneの「設定」アプリを起動して、「設定」画面で「一般」をタップします。「一般」の「Spotlight検索」をタップします。
「Spotlight検索」画面で、「BingのWeb検索結果」左サイドのチェックを外して、Bing検索を「オフ」にします。
Safariの検索エンジンを「Google」に
次に、Safariの検索エンジンを「Google」に切り替えます。
Phoneの「設定」アプリを起動して、「設定」画面を下にスワープし、「Safari」をタップします。「Safari」の設定画面で「検索エンジン」をタップします(ここで「Google」が選択されていればOKです)。
「検索エンジン」として「Google」が選ばれてなかったら、「Google」にチェックを入れます。
Spotlight検索での検索結果
Spotlight検索で検索ワードを入力すると、以下のようにBing検索結果は表示されず、代わりに「WEBを検索」という項目が表示されます。この「WEBを検索」をタップすると、Safariブラウザに画面遷移して「Google」検索の結果が表示されるようになります。
デフォルトの「Bing」を外しての、ちょっと無理やりのGoogleを利用した検索結果表示ではあります。Spotlight検索の画面に表示されず、Safariブラウザを立ち上げての結果表示ですが、検索結果をGoogleから得たい場合には利用価値がありそうです。
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