2月末に発表された変更点は2つ。そのひとつ、アプリ内コンテンツをGoogleのウェブ検索画面に表示する「App Indexing(アプリインデックス)」についての変更はすでに2月26日より適用されています。これは、2013年10月から運用が始まっているApp Indexingに関連したもの。
そして、今月4月21日から全世界・全言語のモバイルで適用されるサイトのモバイル対応度を検索結果に反映させる「モバイル対応度」の検索結果への反映。以前からスマートフォンで検索した際に、「スマホ対応」というワードが出てくるようになっています。これをより厳格に実施していくということです。
具体的にサイトの「モバイル対応度(Mobile-Friendly)」を測るのか定かではありませんが、Googleが公開している「モバイル フレンドリー テスト」サイトは繁盛していることでしょう。影響範囲も不明ですが、すべての言語に関係すると言われており、世界的に検索結果に変動が起こる可能性があります。
CNET Japanは、今回のこのGoogleがモバイルフレンドリー重視でアルゴリズムを変更する理由として以下の3つを挙げています。
- 特にトラフィックが小型画面に向かっているため、Googleはデスクトップとモバイルでの広告料金の差を埋める必要がある。
- Googleは、検索結果でモバイルフレンドリーを重視し、小型画面に適した表示のウェブサイトを奨励することにより、消費者の行動が変わることに賭けている。Googleはモバイルよりもデスクトップで多くのクリックを獲得している。つまり、モバイルではクリックするよりも情報を見るだけのユーザーが多い。
- Googleは、アプリのコンテンツがさらに表に出てくるようにして、そのデータをインデックス化できるようにする必要がある。
すでにアルゴリズム変更の前日ではありますが、サイト運営者はGoogleの「ウェブマスター向けモバイルガイド」サイトをもう一度熟読し、明日のアルゴリズム変更に備えましょう。そして同サイトの「モバイル フレンドリー テスト」を試してみましょう。
▶︎ウェブマスター向けモバイルガイド
▶︎モバイル フレンドリー テスト
▶︎Official Google Webmaster Central Blog: Finding more mobile-friendly search results
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