2015-04-12

【就活Check】一歩進んだ企業研究 ~ 先輩情報編 ~

前回は企業研究の方法として、仕事情報を切り口に見てみました。今回は「先輩情報」を切り口にしたやり方について見てみたいと思います。



企業研究において確認しておきたいこと




どんな先輩がいるか確認する


就職サイトや企業の採用ホームページで、「先輩紹介」を行なっている企業は少なくありません。「今年初めて新卒を募集する」という会社は珍しいと思うので、多くの企業が1年目~3年目位までの新卒入社の先輩社員を掲載しているケースが多いですね。掲載されている情報を整理すると、以下の項目が多いことが分かります。

  • プロフィール(所属、入社年度、出身大学・学部)
  • 現在の(これまでの)仕事内容
  • この仕事のやりがい
  • 代表的な1日のスケジュール
  • この会社を選んだ理由
  • 就職活動の体験談
  • 就職活動についてのアドバイス
  • 休日の過ごし方
などなど。いくつかの軸に分けると、
  • 仕事軸
  • 会社軸
  • 就職活動軸
あたりに分けられるでしょうか。

自分が大切にする就職活動の観点から先輩情報を確認する


その中で注目したいポイントは、「自分のイメージする働き方をする先輩がいるかどうか」ということ。入社1~3年目の若手社員以外にも、中堅・ベテラン社員で、「こういう働き方がしたい」「この先輩に憧れる」という先輩を見つけられると良いと思います。就職活動の目的は、「金融業界で働きたい」「エンジニアとして働きたい」「地元に帰って働きたい」など、就活生によってそれぞれ異なると思います。自分が大切にする就職活動の観点から、先輩情報を見てみると良いと思います。


大学時代の研究テーマって役に立つの?


特に理系の学部生、大学院生が気になるポイントだと思います。自分が専攻・研究してきたテーマは、「いったいこの会社で役に立つのだろうか。」そんなときは就職サイトの先輩情報や企業の採用ホームページで先輩情報が掲載されていれば、確認してみましょう。企業によっては学生時代にどんな専攻・研究をしていたか記載されているケースもありますし、学生時代の研究が活かせて仕事ができている、という情報にも巡り合えるかもしれません。


まとめ

  • どんな先輩がいるか確認する
  • 自分が大切にする就職活動の観点から先輩情報を確認する
  • 大学時代の研究テーマが役に立つのか確認する

次回は「OB訪問編」を掲載します。

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