企業研究において確認しておきたいこと
同じ「営業職」の仕事でも、企業によって仕事内容が異なる
最も募集企業や採用人数が多く、その割には就活生からの人気が低い(?)と思われる「営業職」を例にとってみます。
営業職とは言っても、業界や企業によって、その仕事内容は全く異なるもの。営業職で考えられる切り口としては、
- 顧客の属性は法人または個人
- 扱う製品は有形か無形(サービス)か
- 扱う製品は高価格か低価格か
- プッシュ型(売り込み型)かプル型か(インバウンド)
- 契約は単発か継続的か
簡単な例で言うと「不動産業界」だったとしても、「個人向けの住宅販売」と「企業向けのオフィス仲介」では「不動産業界」の「営業職」という根本は同じであっても、営業先や営業方法は全く異なってきます。その際、自分は「個人相手」に営業したいのか、「法人相手」に営業したいのか、その方の志向によっても変わってくるでしょう。
就活サイト、企業の採用ホームページで仕事情報をチェック!
ただ漠然と「●●業界で働きたい」というところから、一歩進めて「●●業界で△△の仕事がしたい」というところまで企業研究、仕事情報の研究ができると、エントリーシートの作成や志望動機を考える際に、有効になるかもしれません。また、入社後どんな仕事をするのかイメージしていくだけでも、その企業にエントリーする際のモチベーションになるかもしれません。いまは就活サイトでも業界をさらに細かく分けて掲載されているサイトもあるので、業界研究と同時に仕事情報を研究するとこも可能かと思います。就職サイト等で企業を研究する際は、「どんな職種」を募集していて、その職種は「どんな仕事内容」なのかを確認しておくと、企業研究が深まると思います。企業によっては、就職サイトだけでなく、自社で採用ホームページを立ち上げているところも増えてきています。就職サイト以上に情報が網羅されているケースもありますので、エントリーしようとしている会社の採用ホームページをのぞいてみるのも良いかもしれません。
まとめ
- 同じ職種名でも、企業のよって仕事内容は異なる
- 仕事内容を研究すると、企業研究に深みが出てくる
- 企業の採用ホームページもチェックしてみる
次回は「先輩情報編」を掲載します。
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