企業研究において確認しておきたいこと
就活生1人当たりの平均OB・OG訪問数は約4人
マイナビさんの調査によると、2014年卒と2015年卒を比較してみると、平均4人から3.9人と少し減少しているが、6人以上会った割合は増加しているとのこと。パソコンやスマホを就活に活用し、情報収集は効率的になったものの、まだまだ直接接点を持つ就活生は多いようですね。ただ、就活生1人当たり約4人と考えると、狙いを絞って、OB・OG訪問を実施しているようです。OB・OG訪問実施するまでの過程を確認する
OB・OG訪問を行うまでの過程は、下記の項目があります。
- 学校の就職課(キャリアセンター)に確認する
- 学校関連の知人・友人・先輩に紹介してもらう(ゼミ・研究室・部活・サークル)
- 企業の人事部に問い合わせる
その他、学校以外の人脈を使ったり、SNSを活用したり、方法はいくつかあると思います。特に、学校関連でOB・OGがいない場合は、直接企業に問い合わせてみましょう。企業によっては、直接OB・OGがいなかったとしても、対応してくれる先輩をアテンドしてくれるケースもあります。
事前準備はしっかりしておく
当日聞きたいことは、いくつも出てくると思います。前日までに聞きたいことを3~5個程度ピックアップしておくと良いと思います。以下の項目を確認すると良いと思います。
- どんな就活(学生生活)を送ってきたか(過去)
- 現在の仕事内容について(現在)
- 将来どんなキャリアアップを考えているか(今後)
どんな就活(学生時代)を送ってきたか
年の近い先輩(若手社員)の場合は、どんな就活を送ってきたか聞いてみましょう。どんな業界を中心にまわっていたか等の就活における軸はもちろんですが、現在の会社に決めた理由も聞いてみると良いかもしれません。就活のスケジュール後倒しや企業の募集状況によってアドバイスが活用できないケースもありますが、就活を進める上で工夫した点などは参考になると思います。
現在の仕事内容について
続いては現在の仕事内容について。就活生にとっては、職種名や仕事内容を聞いて、言葉の意味はわかっていても、実際にどんなことを行っているのか、なかなかイメージがつかないもの。お会いするOB・OGの方が、「誰と」「どんな風に」仕事を進めていて、どんなところにやりがいを感じているか聞いてみましょう。イメージできない場合は、素直に「もう少しわかりやすく教えてください」と深く聞いてみることも有効です。「そんなことも知らないの」と言われることを恐れず(そんなことはないと思いますが)、「もっと詳しく聞きたい」ことをアピールしてみましょう。また、休日の過ごし方や趣味のことも聞けたら聞いてみて、実際に自分が入社した後の姿をイメージしてみるのも良いかもしれません。
将来どんなキャリアアップを考えているか
もしかしたら来年4月から一緒に働く先輩と出会える機会かもしれません。目の前にいる先輩が、将来どんなことを考えていて、どんなキャリアアップを描いているか、臆せずきいてみると、意外と素直に教えてくれるものです。社会人の先輩の将来なりたい姿を聞く機会はなかなかないと思いますので、この機会を活かして聞いてみると良いでしょう。
まとめ
- 就活生1人当たりの平均OB・OG訪問数は約4人
- OB・OG訪問実施するまでの過程を確認する
- 事前準備はしっかりしておく
0 件のコメント:
コメントを投稿