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2015-04-03

新卒6,500人採用!日本郵政グループの2016年度採用計画、国内企業で最大規模に

新卒採用数6,500人」先日ニュースにもなった日本郵政グループの2016年度の新卒採用数です。6,500人って、半端ない人数ですよね。採用規模は国内企業で、最大となる見込みだそうです。ちなみに、本年度2015年実績より、約400人増とのことです。


2016年度新卒者採用の内訳は、
  • 日本郵便(郵便・物流事業)・・・約5,900人
  • (窓口や集配業務の地域限定正社員で約2,500人)
  • ゆうちょ銀行・・・460人
  • かんぽ生命保険・・・190人
  • 日本郵政(持ち株会社)・・・35人
となっております。

この4月に入社した2015年入社組は約6,120人で、2007年の民営化後最多の人数。次年度2016年度は、最多採用の本年度を上回る人数を確保することになります。

日本郵便は15年3月期が260億円の最終赤字となっており、人手不足の影響による宅配便の取扱数増加が収益に結びついていないとのこと。また、日本郵政グループとして今秋の上場を目指していることも背景の一つと考えられます。

主力事業の郵便・物流事業での人材を確保するために超積極採用を行うようですね。日本郵政グループは日本全国に拠点があるため、地域雇用の受け皿となりそうです。

昨今の求人倍率の上昇等により、数年前より飲食・サービス業を中心に正社員化の流れが押し寄せております。正社員化による人件費の高騰と人材確保によるサービスの質・量を維持・向上させることを天秤にかけ、正社員化を選択した企業も多数。正社員化による従業員のモチベーション向上も売上アップ策の一つとして機能するのではないでしょうか。


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