2015-03-23

iOS 8.2をiOS 8.1.3にダウングレードする方法(今なら、まだ間に合う!)。

iOS 8.2」にアップデートしたものの、「iOS 8.2」では現状では使えないApple Watchサポートやヘルスケアアプリに多くのバグが存在し、安定性の向上やバグ修正が行われたというものの、「目立った改善が感じられない 」、「iOS 8.1.3にダウングレードしたい」というユーザーも少なくないんじゃないでしょうか?今なら「iOS 8.1.3」へのダウングレードが以下の手順で可能です。

iOS 8.2をiOS 8.1.3にダウングレード

3月10日のAppleの「iOS 8.2正式リリース」により、Apple Watchサポートやヘルスケアアプリの機能改善など、かなりの数の新機能が組み込まれました。また、「iOS 8.2」には「Apple Watch」とペアリングすることで利用可能になる「アクティビティ」アプリが隠されていることも話題になりました。Apple Watchサポートやヘルスケアアプリの機能改善など、多くの新機能アプリにはバグが内在している上に、そのままではバッテリーの消費も気になります。

安定していた「iOS 8.1.3」へのダウングレードが必要だと感じているなら、今がラストチャンスです。もちろん、「iOS 8.2」と同様に、「iOS 8.1.3」へのダウングレードをしても脱獄をすることは出来ません。「iOS 8.1.3」へのダウングレードは、「iOS 8.2」に関連したパフォーマンスの問題を回避する手段です。


「iOS 8.2」を「iOS 8.1.3」にダウングレードする手順


ダウングレード出来る時間は限られています。Appleは通常、新しいiOSがリリースされると、iTunesで正規ファームウェアの「署名」確認が取れず、旧バージョンへの復元 (同一バージョン同士でも) が出来なくなります。以下の手順が有効の間は、Appleが旧バージョン「iOS 8.1.3」の「署名」を発行しているということです。

  1. まず最初にダウングレードしようとしているiOSデバイスのバックアップを行っておきましょう。その際は、iTunesで行うことをお勧めします。尚且つ、出来ればiCloudではなく、iTunesがインストールされているPCで「このコンピュータ」にiOSデバイス「のバックアップを暗号化」して「今すぐバックアップ」しておきましょう(「iOS 8をiOS 7.1.2にダウングレードする方法」を参照)。


  2. MacやWindowsなどのパソコンに「iOS 8.1.3 IPSW」ファイルをダウンロードします。iOSは機種によってダウンロードするファイルが異なるので、自分のiOSデバイスにあったファイルを選択します。また、iPhone 6以下の機種の場合は、「GSM」「CDMA 」モデルによってダウンロードするファームウエアが異なるので、背面カバーに記載されているモデル番号で確認してください(http://bitzedge.net/ios-firmware)。

  3. ▼ 背面カバーに記載されているモデル番号例(その他はApple サポート参照)
    【iPhone 5s】 ・A1533、A1457、A1530:(GSM モデル)
    ・A1533、A1453:(CDMA モデル)
    ・A1518、A1528、A1530:(中国 GSM モデル)
    【iPhone 5c】
    ・A1532、A1507、A1529:iPhone 5c (GSM モデル)
    ・A1532、A1456:iPhone 5c (CDMA モデル)
    ・A1516、A1526、A1529: (中国 GSM モデル)

    ▼ 「iOS 8.1.3 IPSW」ダウンロード・リンク
    iPad Air 2 (6th generation WiFi)
    iPad Air 2 (6th generation Cellular)
    iPad Air (5th generation WiFi + Cellular)
    iPad Air (5th generation WiFi)
    iPad Air (5th generation CDMA)
    iPad (4th generation CDMA)
    iPad (4th generation GSM)
    iPad (4th generation WiFi)
    iPad mini (CDMA)
    iPad mini (GSM)
    iPad mini (WiFi)
    iPad mini 2 (WiFi + Cellular)
    iPad mini 2 (WiFi)
    iPad mini 2 (CDMA)
    iPad mini 3 (China)
    iPad mini 3 (WiFi)
    iPad mini 3 (Cellular)
    iPad 3 Wi-Fi (3rd generation)
    iPad 3 Wi-Fi + Cellular (GSM)
    iPad 3 Wi-Fi + Cellular (CDMA)
    iPad 2 Wi-Fi (Rev A)
    iPad 2 Wi-Fi
    iPad 2 Wi-Fi + 3G (GSM)
    iPad 2 Wi-Fi + 3G (CDMA)
    iPhone 5 (CDMA)
    iPhone 5 (GSM)
    iPhone 5c (CDMA)
    iPhone 5c (GSM)
    iPhone 5s (CDMA)
    iPhone 5s (GSM)
    iPhone 6
    iPhone 6 Plus
    iPhone 4s
    iPod touch (5th generation)

  4. iOSデバイスをMacやPCに接続(「iPhoneを探す」は事前に「オフ」にしておきます。)し、iTunesを起動します。iTunesを起動したら、画面左のiOSデバイス選択で該当デバイスを選択し、Alt/Optionキー(Mac)、またはShiftキー(Windows)を押したまま「iPhoneを復元…」ボタンをクリックします。


  5. ファームウェアを手動で選択する画面が表示されます。手順1でダウンロードしたファームウェアファイル(今回テストするiPhone 5sはGSM モデルなので、ダウンロードファイル「iPhone6,1_8.1.3_12B466_Restore.ipsw」)を選択して、[開く]をクリックします。


  6. iPhone の内容は消去され、iOS 8.1.3 ソフトウェアで復元されます。復元は Apple により検証されます。」画面が表示されたら、[復元]をクリックします。


  7. ちなみに、iTunesで正規ファームウェアの「署名」確認が取れなくなると、以下のように「ファームウェアファイルに互換性がないため、…を復元できませんでした。」画面が表示されます。


  8. 「署名」が有効の間は、「iOS 8.1.3」ファームウェアへのダウングレード処理が開始されます。


  9. ダウングレード処理が終了すると、iPhone本体の再起動とともにiTunesにデバイスが表示され、「新しいiPhoneへようこそ」と表示されます。完全に初期化されたことがわかります。「このバックアップから復元…」を実行し、最初に暗号化してバックアップした情報を復元します。

ということで、無事に「iOS 8.2」を「iOS 8.1.3」にダウングレードすることが出来ました。


source:Redmond Pie

【関連記事】
▶︎ iOS 8.0.1からiOS 8.0にダウングレードする方法
▶︎ iOS 8をiOS 7.1.2にダウングレードする方法


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