2015-03-18

【Firefox】閲覧サイトの傾向をトラッキングさせない“追跡防止機能”を有効にする方法

日ごろ、Webサイトを何気なく閲覧していると、ユーザーの好みに合った広告や特定の記事などが表示されたりします。これは広告会社や分析会社、ソーシャルネットワークなどが、ユーザーの閲覧履歴を追跡、ユーザーの行動を監視するトラッキング機能により、アクセス解析などの結果として表示されるものです。ユーザーは無意識に訪問しているだけで、トラッキング機能によって情報を提供していることになります。Firefoxには、この閲覧サイトの傾向をトラッキングさせない“追跡防止機能”が標準で装備されています。
Firefox
トラッキング機能は、ユーザーの嗜好を解析して、そのユーザーにあった情報を表示してくれ、すごく便利でタイムリーな情報を提供してくれる反面、こちらの情報が筒抜けのような、気持ち悪い、追跡されたくないと思うこともしばしばです。

以前、iPhoneのSafariで閲覧傾向をトラッキングさせない方法を紹介しました。Mozillaは、Firefox 34から試験的に、勝手にトラッキングさせない“追跡防止機能”を提供しています。ただ、デフォルトでは、この“追跡防止機能”はオフになっているので、有効化する必要があります。

▶︎iPhoneのSafariでネット閲覧傾向をトラッキングさせない方法

閲覧情報をトラッキングさせたくない、追跡されるのはいやだと感じているユーザーも多いと思います。その場合には下記の手順で、Firefoxの“追跡防止機能”を「オン」にする設定を試してみましょう。


Firefoxでサイト閲覧傾向をトラッキングさせない方法


  1. 「about:config」と入力
  2. まず、Firefoxのアドレスバーに「about:config」と入力して開きます。「about:config」はFirefoxの動作を変更できる「隠し設定」のためのコマンドです。実行すると「動作保証対象外になります!」のメッセージが表示されますが、「最新の注意を払って使用する」をクリックして進むと、隠れている「設定」の数々が表示されます。


  3. 「privacy.trackingprotection.enabled」と入力
  4. 続いて、ページの検索欄に「privacy.trackingprotection.enabled」を入力します。そのまま検索が実行され、該当の設定項目が表示されます。


  5. 「privacy.trackingprotection.enabled」項目をダブルクリック
  6. 検索一覧に表示された「privacy.trackingprotection.enabled」項目をダブルクリックします。

  7. 「privacy.trackingprotection.enabled」の設定が「true」に
  8. すると、設定項目「privacy.trackingprotection.enabled」の“状態”が「初期設定値」から「ユーザー設定」に、“”が「false」から「true」に変更されます。

設定は以上です。これで設定が有効化され、閲覧履歴の“追跡”がブロックされます。“追跡”がブロックされた場合には、ロケーションバー左サイドに「盾」マークのアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、トラッキング防止内容が表示されます。「オプション」をクリックして「このWebサイトでは保護を無効にする」を選ぶと、このサイトをトラッキング防止サイトから除外することも出来ます。


勝手にトラッキングされるのが嫌な場合に、是非お試し下さい。


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