2015-02-06

【OS X】Macで不要になったアプリをきれいにアンインストールする(削除)方法。ログなどの「関連ファイル」もスッキリ!

「Macにインストールして試したけど、使わなくなった」アプリ、どうしてますか?
不要なアプリを削除するときに、ゴミ箱にアプリをドラッグ&ドロップで捨てて、アンインストールしたと思っていませんか。アプリをゴミ箱で削除しても、「関連ファイル」は削除されません。この「関連ファイル」と呼ばれるファイルは“ゴミファイル”として残ったままになります。不要になったアプリは、「関連ファイル」も含めて、きれいにアンインストール(削除)したいですよね。

AppCleaner

不要なアプリ、「関連ファイル」も含めてきれいに削除できるMacの定番アンイストール・アプリ「AppCleaner」をご紹介します。


不要になったアプリを削除する方法についてまとめ


不要になったアプリを削除する方法は、大きく分けて3つあります。

  1. 「Finder」の「アプリケーション」フォルダを開いて、該当するアプリをドラッグ&ドロップで「ゴミ箱」に捨てる方法


  2. これだと、上記したように「関連ファイル」やログが“ゴミファイル”として残ってしまいます。

  3. 「Finder」の「ライブラリ」フォルダを開いて、該当するアプリ・フォルダをドラッグ&ドロップで「ゴミ箱」に捨てる方法


  4. この場合は、上記1.でアプリを削除したのちに行えば、「関連ファイル」やログも削除することができます。ただ、間違えて関係のないフォルダを削除したりすると、取り返しがつきません。

  5. アンインストール・アプリを使って「関連ファイル」共々アプリを削除する方法

  6. アンインストール用のアプリを使って削除すれば、簡単に、そして安全にアプリを削除することができます。今回紹介する方法です。

まずは、Macの定番アンイストール・アプリ「AppCleaner」のダウンロード・サイトにアクセスして自分のMacにインストールしましょう。



「AppCleaner」の使い方


使い方は簡単!「AppCleaner」を起動して、「AppCleaner」のウィンドウ内に削除したいアプリをドラッグ&ドロップするだけです。

  1. 「AppCleaner」を起動

  2. 「AppCleaner」を起動すると、以下の画面が表示されます。


  3. 削除したいアプリのアイコンをドラッグ&ドロップ

  4. ここにアプリケーションをドラッグ」と書かれている部分に、削除したいアプリのアイコンをドラッグ&ドロップすると、該当アプリとともに関連ファイルをすべて検索・表示してくれます。関連ファイル一覧を確認して、削除して良ければチェックを入れます。あとは画面下の「削除」ボタンをクリックすれば、きれいに削除してくれます。


削除したいアプリのアイコンをドラッグ&ドロップするだけで、アプリ及び関連ファイルを簡単に掃除することが出来てしまいます。この機能だけでも「AppCleaner」を使う理由になりますが、便利機能として、「アプリケーション」や「ウィジェット」、「その他(プラグイン)」メニューが用意されています。このメニューを使えば、一覧から調べて削除することが出来ます。

アプリケーション一覧から


「アプリケーション」メニューをクリックすると、Macにインストールされているアプリのリストを表示します。削除したいアプリのチェックボックスをチェックすることで、複数のアプリも簡単にアンインストール出来ます。


ウィジェット一覧から


「ウィジェット」メニューをクリックすると、インストールされている「ウィジェット」の一覧が表示されます。削除したい「ウィジェット」をチェックすれば、複数のウィジェットを簡単にアンインストールすることが出来ます。


その他(プラグイン)一覧から


「その他」をクリックすれば、プラグインの一覧が表示されるので、削除したい「プラグイン」をチェックして削除することも出来ます。



便利な「SmartDelete」機能


「AppCleaner」に搭載されている「SmartDelete」機能を有効にすると、不要なアプリケーションをゴミ箱に入れるだけで、不要な関連ファイルを自動的に検索することが出来ます。

「SmartDelete」機能を有効にする


  1. メニューバー「AppCleaner」をクリックして、「環境設定」を選択します。


  2. 「AppCleaner」の「一般」設定画面が表示されるので、「SmartDelete」アイコンをクリックします。スイッチボタンを「」にして機能を有効化します。


  3. すると、「SmartDelete」機能を有効にするための新しいヘルパーツールのインストールを許可する画面が表示されます。パスワードを入力して「ヘルパーをインストール」ボタンをクリックしましょう。


これで「SmartDelete」機能が有効化されました。不要なアプリをゴミ箱に入れただけで、自動で「関連ファイル」も検索してくれ、一緒に削除することが出来て、手間いらずでとても便利な機能です。

「AppCleaner」はOS X Yosemiteにも対応しており、数多くあるアプリのアンインストールツールの中でもオススメのアプリです。しかも無料! Windowsのは「コントロールパネル」を開くと「プログラムのアンイストール」メニューがあり、「プログラムのアンイストールや変更」を管理する画面があります。Macにはこの機能がありません。WindowsからMacに乗り換えたユーザーは、このアプリのアンインストールに悩むことも多いんじゃないでしょうか。関連ファイルも含めてアプリを削除できる「AppCleaner」を是非使ってみてください。


▶︎AppCleaner


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