利用するには、Googleアカウントとパソコン側にChromeをインストールしておく必要があります。そして、もちろんiOSデバイス側に「Chrome Remote Desktop」をインストールしておきます。
リモート操作の設定方法
「Chrome Remote Desktop」を利用するには、PCやMacのパソコンとiPhoneの両方で設定をする必要があります。設定は画面の指示に従って行うだけなので、簡単に設定できます。
■PCやMacのパソコン側の設定
- Chromeブラウザを起動して、「Chrome リモート デスクトップ」アプリに追加する。
- アプリページを開き、「Chromeリモートデスクトップ」を起動します。
- 「承認」画面が表示されます。「続行」をクリックします。
- 使用するGoogleアカウントで「許可のリクエスト」を「承認する」をクリックします。
- 「リモート サポート」と「マイ パソコン」の利用開始画面が表示されたら、「マイ パソコン」の「利用を開始」をクリックします。
- 「マイ パソコン」項目の表示が変わります。「リモート接続を有効にする」ボタンをクリックします。
- Macの場合は、「Chrome リモート デスクトップ ホスト インストーラ」が自動でダウンロードされます。ダウンロードが終了したらダウンロードされたDMGファイルをクリックします。
- インストーラ「pkg」ファイルが表示されるので、インストーラをクリックして起動します。
- 「Chrome Remote Desktop Host インストーラ」が起動します。「続ける」をクリックします。以下、手順に沿ってインストールを完了させます。
- インストールが完了すると、Chrome画面にPINコード入力ボックスが表示されます。任意のPINコードを入力して「OK」をクリックします。 リモート操作時に必要になるので、忘れないようにしましょう。
- PINコードの入力を求められるので、先ほど設定したPINコードを入力して「Enable」をクリックします。
- 設定が正常に完了するとChrome側に「このパソコンのリモート接続が有効になりました」と表示されます。これでパソコン側の設定は完了です。
■iPhone側の設定
- iPhoneにインストールした「Chrome Remote Desktop」アプリを起動します。Mac側で設定したGoogleアカウントでログインするだけで、リモート接続が有効になった「マイ パソコン」が表示されます。表示されたMacなどのパソコンをタップします。
- 先ほど設定したPINコードをホストへの認証として要求してくるので、PINコードを入力して「接続」をタップします。
- リモート接続されているMacなどのパソコン側の画面が表示されます。
■スワイプ、タップ、ピンチでパソコンを操作
リモートのパソコンに接続した後は、トラックパッド モードとタップモードの 2 種類のモードでパソコンを操作できます。モードを切り替えるにはツールバーを使用します。
次の操作は両方のモードで使用できます。
- 上下にスクロール: 2本の指でスワイプします。
- クリックしてドラッグ(1 アイテム): タップしたままドラッグします。
- ズーム: 2 本の指を置いてその指を広げます。
- キーボードを表示:3本の指で上にスワイプします。
- ツールバー アプリを表示:3本の指で下にスワイプします。
タップモード
iPadではこのモードがデフォルトです。
タップモードではマウスポインタは表示されません。デバイスの画面をタップすると、パソコンの同じ場所を左クリックしたことになります。このモードで右クリックと中央クリックは使えません。
トラックパッド モード
iPhone と iPod ではこのモードがデフォルトです。
トラックパッド モードではマウスポインタが表示されます。タップすると、パソコン上のマウスポインタがある場所をクリックしたことになります(指の位置は関係ありません)。
トラックパッド モードでは次の操作が可能です。
- マウスを動かす: 画面上でスワイプします。
- 左クリック: 画面をタップします。
- 右クリック: 画面を 2 本の指でタップします。
- 中央クリック: 画面を 3 本の指でタップします。
▶︎iPhone、iPad 向け Chrome リモート デスクトップ アプリ - Chrome ヘルプ
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