以前は、メニューボタンからヘルプ[?]マークをクリック、ヘルプから「トラブルシューティング情報 」ページを表示し、「Firefoxを初期状態にリセットする」枠の下にある[Firefoxをリセット…]ボタンをクリックして行ないました。
▶︎Firefoxで起動するのに時間がかかる場合の対処法:Firefoxのリセット機能
Firefoxの状態を初期化する機能は以前からあったわけですが、今回「Firefox 35.0」のリリースに合わせて、簡単にこの機能が使えるように装備されました。
この「Firefoxのリフレッシュ機能」を利用する手順は4つあります。
- 画面右サイドにある三本線メニューから 画面右サイドにある三本線のメニューをクリックして「?」マークのヘルプメニューを開きます。ここでヘルプメニューにある「トラブルシューティング情報…」をクリックします。
- [about:support]を入力、「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリック ロケーションバーに[about:support]を入力してEnterキーを押します。表示された「トラブルシューティング情報」ページの右上にある「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリックします。
- Mozillaの「Firefox ヘルプ」ページから 「Firefox ヘルプ」ページに表示された「Give Firefox a tune up」項目の「Refresh Firefox」ボタンをクリックします。
- 「Firefoxのダウンロード」ページから 「Firefoxのダウンロード」ページに表示された「Give Firefox a tune up」項目の「Refresh Firefox」ボタンをクリックします。
「トラブルシューティング情報」のページが表示されます。この画面の右サイドに「Firefox の性能改善」という項目があり、その下の「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリックすれば実行します。
「Firefoxをリフレッシュ」あるいは「Refresh Firefox」ボタンをクリックすると以下の確認画面が表示されます。「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリックすればリフレッシュ処理が開始されます。
この「Firefoxをリフレッシュ」を使用すれば、以前の「Firefoxのリセット機能」同様に、ブックマークや閲覧履歴、パスワードなどの重要なデータを失うことなく、Firefox を初期状態に復元、クリーンな新しいプロファイルフォルダを作成し、多くの問題を修復することができます。
保存されるデータ
以下のデータは、「Firefoxのリフレッシュ機能」を行なっても保存されます。
- ブックマーク
- 閲覧履歴
- パスワード
- 開かれているウィンドウ 、タブとタブグループ
- Cookie
- Web ページ上のフォームの入力補完情報
- ユーザ辞書
復元または削除されてしまうデータ
「Firefoxのリフレッシュ機能」を行なうと、以下の内容データが復元または削除されます。「拡張機能とテーマ」などは、後で再設定を行なう必要があります。
- 拡張機能とテーマ
- Webサイト毎の設定
- 検索エンジン
- ダウンロード履歴
- DOMストレージ
- セキュリティ証明書の設定
- ダウンロード時の動作
- プラグインの設定
- ツールバーのカスタマイズ
- ユーザスタイルおよびソーシャル機能
※ Firefoxの古いプロファイルは "Old Firefox Data" という名前でPCに保存されるので、リフレッシュ機能で Firefox の問題を修復できなかった場合には、全てではありませんが情報を復元することができます。このフォルダーには個人情報が含まれているので、必要がなくなっ たら削除しましょう。
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