「Firefox 36ベータ版」では、新機能として新規タブページでピン止めしたタイルをFirefox Syncで同期できるようになり、新しい設定画面が実装されています。また、-remote オプションが削除され、安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなりました。
Firefox 36ベータ版での変更点
■新機能
- 新規タブページでピン止めしたタイルをFirefox Syncで同期できるようになりました。
- 新しい設定画面が実装されました。ベータリリースサイクルの前半で有効になります。
■変更
- -remote オプションが削除されました。
- 安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなりました。
- アドオンの互換性はこちらをご確認ください。
■HTML5
- テータタイプ「 ECMAScript 6 Symbol」をサポートしました。
- CSS の記述子である unicode-range が実装されました。
- CSSOM-View のスクロールが実装されました。ライブラリを利用しなくても、滑らかにスクロールさせられます。
- object-fit と object-position が実装されました。
- CSS の isolation属性が実装されました。
- CSS3 の will-change 属性が実装されました。
- ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスが改善しました。
- 'const' の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更されました。
- Media Source Extensions (MSE) API が部分的に実装され、Youtube での HTML5 再生が可能になりました。MSE の完全実装に向けて作業を続けています。
■開発者
- //# sourceURL= で指定されたファイル名を Error.prototype.stack が返すようになりました。
- DOM Promise を調査できるようになりました。
- インスペクタ:HTML ツリー上での貼り付け方式が増えました。
■修正
- CSSのグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになりました。
ベータ版を試したい方は、Firefox 36ベータ版の「システム要件」を確認の上、ベータ版ダウンロード・ページより今すぐインストールすることができます。
▶︎ Firefox 36システム要件
▶︎ Firefox Developer Edition & Beta ダウンロード
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