今回リリースされた「Firefox 34.0.5」は、直前にリリースされたFirefox 34.0の修正版で、「Yahoo!がデフォルトの検索エンジン(北米のみ)」となっています。北米のみでのデフォルト検索エンジン切り替え(Yahoo!へ)なので、自動アップロードにはならないようです。「Firefox 34.0.5」を試したい場合には、下記ダウンロードサイトに直接アクセスしてお試しください。
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Firefox 34.0.5の変更点
■新機能
- 北米におけるデフォルトの検索エンジンが Yahoo! となりました。
- ベラルーシ、カザフ、ロシアの各ロケールでデフォルトの検索エンジンが Yandex となりました。
- 検索バーが改善されました。これは en-US でのみ有効です。
- リアルタイムコミュニケーションクライアントである Firefox Hello が搭載されました。
- カスタマイズモードでテーマを変更できるようになりました。
- Wikipedia を HTTPS 経由で安全に検索できるようになりました。これは en-US でのみ有効です。
- HTTP/2(draft14) と ALPN が実装されました。
- Windows: 「Firefox は起動していますが応答しません」と表示するダイアログでロックされた Firefox を復帰させられるようになりました。
■変更
- SSLv3 が利用できなくなりました。
- window.crypto 属性および関数が再び利用できるようになりました。なお同属性 / 関数は、Firefox 35 で削除される予定です。
- Apple OS X version 2 で署名されました。
■HTML5
- ECMAScript 6 の WeakSet が実装されました。
- JavaSript Template String が実装されました。
- CSS3 の Font variant とカーニングなどのフォントの調整が実装されました。
- WebCrypto: RSA-OAEP、PBKDF2、AES-KW がサポートされました。
- WebCrypto: wrapKey と unwrapKey が実装されました。
- WebCrypto: JWK 方式の鍵をインポート / エキスポートできるようになりました。
- DOM API の matches() が実装されました。これは以前 mozMatchesSelector() と呼ばれていました。
- ワーカ向けに WebCrypto: ECDH がサポートされました。
■開発者
- WebIDE: Web アプリがブラウザ上で開発できるようになりました。
- スタイルエディタやインスペクタのルールパネル上で選択されたセレクタにマッチするノードがハイライトされるようになりました。
- プロファイラのインタフェースが改善されました。
- console.table が実装されました。
■修正
- 同時に始まり、表示、位置、Overflow や同じ属性が変化する CSS transition が正常に開始されるようになりました。
- いくつかのセキュリティ問題が修正されました。
関連記事:
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