5台まで認証できれば通常は十分でしょう。けれど、パソコンを買い替えた時に使わなくなったパソコンの認証解除を行わないままだったり、MacとWindowsそれぞれデスクトップとノートなどと買い増ししていると、あっと言う間にこの台数制限を超えてしまうことがありえます。MacやWindowsを処分したり売却する際にiTunesとの認証解除をし忘れていたりするということもありますし…。5台の台数制限を越えて認証しようとすると、以下のような「コンピュータは5台までしか認証できません。」という警告ポップアップ画面が表示されます。
実際、わたしの場合、この台数制限を超えてしまいました。問題は古くなって使わなくなっているMac2台の認証解除を行っていないためでした。そのまま売却してないのは救いですが、もう、数年起動させることもなく、そのまま放置した状態でした。こんな場合、古いパソコンをいちいちセッティングし直して認証解除するのは面倒ですね。
何台のPCが認証されているのかを確認
まずは、何台のPCがiTunesで認証されているのかを確認しましょう。
iTunesを起動し、すでにサインインしている場合には、iTunes画面の右上の[アカウント]をクリックし、プルダウンメニューの[アカウント情報]をクリックします。もし、サインインしてない場合には、iTunes画面の右上の[サインイン]をクリックしてApple IDでサインイン、メニュー[Store]→[サインイン]でApple IDとパスワードを入力します。
iTunes画面の右上の[アカウント]→[アカウント情報]をクリックすると、再度Apple IDのパスワードの入力を求められます。パスワードを入力して[アカウントを表示]ボタンをクリックします。
「Apple ID の概要」セクションが表示され、Apple IDで認証しているコンピュータの台数が表示されます。認証されているコンピュータの名前は表示されません。
上記の認証台数を見ると、「5台」となっており、これ以上のMacやWindows PCのiTunes認証は行えません。5台全てが現在使用しているパソコンであればいいのですが、すでに使用していないものや、最悪売却してしまって手元にない場合には、固有のパソコンの「認証解除」を行うことができません。そんな時は、一度「全ての認証を解除」してしまいましょう。
iTunesの認証をすべて解除
上記の図、「アカウント情報」の「Apple IDの概要」欄にある「コンピュータの認証」の右サイドの[すべて認証解除]ボタンをクリックするだけで、一度認証をクリアすることができます。
認証を解除する必要があるコンピュータにアクセスできない場合は、すべてのコンピュータの認証を解除する必要があります。2台のコンピュータを認証すると、Apple IDに対して認証されているすべてのコンピュータを認証解除するオプションが表示されるようになります。ただし、すべてのコンピュータの認証解除は、1年に一度だけ実行できます。逆に言うと、年に1度しか出来ないので注意しましょう。
個々のパソコンでiTunesの認証を行う
この[すべて認証解除]機能で一度認証をクリアしたら、必要なパソコンを順次認証していきましょう。認証するには、個々のパソコンのiTunesを起動して、メインメニューから[Store]→[このコンピュータを認証…]にアクセスし、Apple IDとパスワードを入力して行うことができます。
▶︎iTunes を使って Mac または Windows パソコンの認証を解除する - Apple サポート
▶︎iTunes を使って Mac または Windows パソコンを認証する - Apple サポート
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