「Firefox Sync」機能で、パスワードを同期したい場合には、一度マスターパスワードの設定を解除してあげる必要があります。マスターパスワードが設定されていると、パスワードを同期することができません。
マスターパスワードが設定されていると、Firefox Sync設定ウインドウの設定項目は以下のように「パスワード」部分がグレー表示されて同期設定が出来ない状態になります。
マスターパスワードを一度解除してあげることで、「パスワード」を同期することができます。ただ、マスターパスワードが設定されていないと、Firefoxに保存してあるユーザー名やパスワードが他人にだだ漏れ状態となるので、「パスワード」を同期した後は必ず再度マスターパスワードを設定しておきましょう。
マスターパスワードの削除手順
- Firefoxを起動して、画面右上にある三本線のメニューアイコンから[設定(オプション)]を開きます。
- [セキュリティ]パネルをクリックし、「マスターパスワードを使用する」項目のチェックを外します。
- マスターパスワードの削除ダイアログが開いたら、パスワード削除を認証するためにマスターパスワードを「現在のパスワード」欄に入力し、[削除]ボタンをクリックします。
- 削除確認のダイアログ画面で[OK]ボタンをクリックします。
パスワードのチェックボックスが有効になっています。これでパスワード情報もMozillaのクラウド・サーバー上に保存することができます。
ただ、マスターパスワードを削除すると、使用しているパソコンのFirefoxに保存されたユーザー名やパスワードが無防備状態になり、他人に簡単に見られる状態になります。同期されたらことを確認したら、再度マスターパスワードを設定しておいた方がいいでしょう。
マスターパスワードを再度設定するには、三本線のメニューアイコンから[設定(オプション)]→[セキュリティ]パネルを表示し、「マスターパスワードを使用する」項目にチェックを入れます。すると、新しいパスワードを設定するダイアログ画面が表示されます。「新しいパスワード」を入力して、「OK」ボタンを押します。
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