2014-10-21

Microsoft、月例セキュリティ情報「Windows Update」の更新プログラムでまた不具合で配信停止に

Microsoftは10月の月例セキュリティ情報「Windows Update」をリリースしていますが、更新プログラムのうち1件に不具合が報告されたため、配信停止しました。「Windows Update」は日本時間2014年10月15日、計8件(緊急3件、重要5件) の新規セキュリティ情報を公開していました。


配信停止したのは、「2949927」の更新プログラムで、Windows 7とWindows Server 2008 R2に、SHA-2署名および検証機能のサポートを追加する更新プログラムとして公開されていました。更新プログラム「2949927」のインストール中にエラーが出る、とのユーザーからの指摘を受けていました。

Microsoftは10月17日に、ダウンロードセンターのリンクを削除し、同プログラムに関するアドバイザリーを改訂しました。問題が発生している場合は更新プログラム「2949927」のアンインストールをするようにとのことです。なお、今のところ日本語でのアナウンスは無いようです。

▶︎ Microsoft Security Advisory
▶︎ Microsoft Security Advisory 2949927

Microsoftはここのところ、更新プログラムの公開後の不具合による配信停止トラブルが相次いでいます。「Windows Update」については、セキュリティ面を考慮すると、Windowsを最新にしておく必要があるので更新プログラムは出たらすぐに行うのがベストです。ただ、こうしたトラブルが相次いでいると「様子見」ということで更新プロイグラムのインストールをためらう雰囲気になってしまいますね。これでは本末転倒なのですがね。











▶︎ Microsoft、2014年10月の月例セキュリティ情報「Windows Update」計8件(緊急3件、重要5件) を公開


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