つい最近も、「Dropbox」がハッキングされ、ユーザーのアカウント及びパスワード約700万件が流出したとの報道が耳目を賑わせたのは記憶に新しい出来事です。この件についてはDropboxの公式表明によれば「ハッキングの被害はない。」とのことですが、自分のアカウントを守る手法としてDropboxも「2段階認証」を強く推奨しています。Dropboxだけでなく、多くのサービスでセキュリティ保護の機能強化策として「2段階認証」を導入しているサービスが見受けられます。
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Googleアカウント利用は、Googleの各種サービスはもとより、連携サービスなどでの利用など多岐に渡っています。このアカウントが破られると、自分の利用しているサービスへの不正ログインなどを許すことになります。Googleアカウントで利用している各種サービスへの不正ログインを防ぎ、自分のアカウントを守るには、現在最も効果的なのが、この2段階認証」を設定することです。
Googleアカウントの「2段階認証」を設定
- Googleアカウントで「2段階認証」プロセスを設定するには、まずはWebでGoogleアカウントにログインします。
- 画面右上に表示されるアカウント画像をクリックすると、[アカウント]メニューが表示されるので、クリックしてGoogleアカウントの設定ページにログインします。
- Googleアカウントの設定ページの画面上部にあるメニューから[セキュリティ]をクリックします。
- [セキュリティ] ページの[パスワード]項目にある「2段階認証プロセス」横の[設定]をクリックします。
- 2段階認証プロセスの設定ページが表示されます。「2段階認証プロセス」を設定すると、「パスワードと携帯端末の両方を使用してアカウントの不正使用を防止します」。ここで[設定を開始 >>]ボタンをクリックします。
- 「パスワードを再入力してください」と表示されたGoogleアカウント画面が再度表示されます。パスワードを再入力して[ログイン]ボタンをクリックします。
- [携帯端末を設定する]画面が表示されます。まずは、「どの電話番号にコードを送信しますか? 」とのメッセージで、「2段階認証」に使用する携帯デバイスのメールアドレスを設定します。設定したら[コードを送信]ボタンをクリックします。
- コードを記載したテキストメッセージが登録メールアドレス宛に送信されます。携帯デバイスに送信されたメッセージに記載されている6桁の「確認コード」番号を入力して[確認]ボタンをクリックします。
- 「このパソコンを信頼しますか? 」の確認画面に遷移します。信頼できるパソコンとして登録すると、そのパソコンではログインするたびに確認コードの入力を求められることがなくなります。「信頼できるパソコン」として登録すると、携帯端末を紛失した場合に信頼できるパソコンから確認コードを入力せずにアカウントにアクセスできる場合があります。信頼できるパソコンとして設定する場合には、そのまま[次へ]ボタンをクリックします。
- 「2段階認証プロセスを有効にする」確認画面が表示されます。[確認]ボタンをクリックすれば設定完了です。
iPhone、iPad、Mac のメール、カレンダー、連絡先、Blackberry、Windows Phone のメールなどのアプリを使用して Google アカウントにアクセスする場合には、アカウントのセキュリティが強化されているため、アプリを Google アカウントに再接続する必要があります。その際の「アプリや端末を再接続」についての設定は、Googleアカウントの設定[セキュリティ]ページで行うことができます。
個々のアプリごとに代替のパスワードが生成されるので、そのパスワードをGoogleアカウントのパスワードの代わりに設定し直します。
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