リリースされた修正バージョン「Firefox 33.0.1」では、特定のグラフィックスドライバで起動時に黒い画面が表示される不具合が修正されています。
Firefox 33.0.1の変更点
■修正
- 33.0.1: いくつかのグラフィックドライバにおいて、Firefox が起動時に黒画面を表示する不具合を修正しました。
■新機能
- Open H264 がサポートされました。これはサンドボックス化されています。
- ロケーションバーでの検索体験が向上しました。
- JavaScript の文字列処理が省メモリで高速になりました。(詳細はこちら)
- スタートページ (about:home) および新規タブ (about:newtab) での検索にサジェスト機能がつきました。
- Windows: OMTC が標準で有効になりました。
- 新しい CSP (Content Security Policy) のバックエンドが実装されました。
- HTTPS 経由で HTTP プロクシに接続できるようになりました。
- セッション復元機能の信頼度が向上しました。(詳細はこちら)
- アゼルバイジャン語 [az] がロケールに追加されました。
■変更
- デバッガインタフェースのために、JSD (JavaScript Debugger Service) が削除されました。(詳細はこちら)
- window.crypto 属性および関数が削除されました。
■HTML5
- DOMMatrix インタフェースが実装されました。
- CSS3 Counter Style 由来の @counter-style が実装されました。
■開発者
- 3次ベジェ曲線が編集できるようになりました。
- インスペクタでイベントリスナが設定されている要素が確認できるようになりました。
- @media サイドバーが追加され、スタイルシート中の @media 規則が表示されるようになりました。
- 開発ツール:再描画が確認できるようになりました。
- インスペクタで @keyframes が編集できるようになりました。
- スタイルインスペクタで Transform が可視化されるようになりました。
■修正
- いくつかのセキュリティ問題が修正されました。
■既知の問題:未解決
- HTTP1.1 の転送の中断が検知された際に、完了していないダウンロードが完了とマークされることがある不具合の修正が完了していません。 (Bug 237623)
Firefox 33で解決 - PDF.js: いくつかの画像を表示する際に、間違った色で表示される場合があります。この現象は極めて少ない場合においてのみ再現します。
- 証明書をオーバライドできない場合があります。(Bug 1042889)
- Windows: いくつかのハードウェアとドライバの組み合わせにおいて、黒画面が表示される場合があります。この場合、グラフィックドライバを更新してください。 (Bug 1083071)
Firefoxをインストールしているユーザであれば、近い内に自動更新プログラムにより自動アップデートされます。「待てない」「今すぐ試したい」方は、以下のFirefoxダウンロードページから今すぐインストールすることができます。
▶︎ Firefoxのダウンロード
上記サイトで「最新バージョンです。」と言われた場合には、以下のOS別のダウンロードをお試しください。
▶︎ Windows版ダウンロード
▶︎ Mac OS X版ダウンロード
▶︎ Linux版ダウンロード
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