「App用パスワード」は 2ステップ確認の一機能で、他社製 App (アプリケーション) の使用時にiCloudに安全にサインインできるようにするためのものです。Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、BusyCalなどのサードパーティ製AppをiCloud との連携で使っている場合、そのAppが2ステップ確認に対応していなくても、「App用パスワード」を作成することでセキュリティを確保してサインインできます。
今回の「App用パスワード」必須化は、Apple IDとiCloudに保存したデータのセキュリティ保護に2ステップ確認を設定しているユーザー向けのセキュリティ強化策です。明日10月10日よりサードパーティ製AppでiCloudに保存されたデータにアクセスする際に、「App用パスワード」が必要になります。
既に、2ステップ確認を設定しているユーザーには、上記のような告知メールが登録メールアドレスに送付されているものと思われます。
「App用パスワード」の作成手順
- 「My Apple ID」サイトにアクセス まず、Appleの「My Apple ID」サイトにアクセスします。画面右上の「Apple IDを管理」をクリックします。
- 「My Apple ID」にサインイン 「サインインしてApple IDを管理」画面で、ID(メールアドレス)とパスワードを入力して「My Apple ID」にサインインします。
- 「確認のコード」を「送信」 2ステップ確認の設定をしているので、「ご利用の Apple ID は2ステップ確認によって保護されています。」画面が表示されるので、登録電話番号に本人確認のコードを「送信」ボタンをクリックして送付します。
- 「パスワードとセキュリティ」をクリック 「My Apple ID」画面が表示されたら、画面左サイドのメニュー「パスワードとセキュリティ」をクリックします。
- 「App用パスワードを作成」をクリック 「パスワードとセキュリティ」画面の右サイド下の方にある「App用パスワードを作成」をクリックします。
- 「ラベル」を入力 「App用パスワード」を思い出すヒントになるラベルを入力して、「作成」ボタンをクリックします。
- 「App用パスワード」自動生成 「App用パスワード」が生成されます。大切に保管しましょう。
iPhoneなどの携帯デバイスに送付された確認コードを「確認コードを入力して下さい。」画面の確認コード欄に入力して「続ける」ボタンをクリックします。
この「App用パスワード」は、一度に最大25個のパスワードを有効にできます。「パスワードとセキュリティ」→「履歴を表示」で登録したパスワードを「無効にする」ことができます。パスワードを無効にすると、そのパスワードを使っているAppがiCloudからサインアウトした状態になり、再度新しいパスワードを作成する必要があります。
▶︎ Apple ID の 2 ステップ確認についてよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)
▶︎ App 用パスワードを使う
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