思い出を保存するだけでなく、機種変更する場合やバージョンアップでトーク履歴が消えてしまうこともありえます。現に「LINE 4.5.1」アップデートでは、「開けない」「起動しない」「トーク履歴消えた」などの現象が多発しました。トーク履歴を失いたくない人は、こうした不慮の事態に備えて、「過去のトーク履歴のバックアップ」を定期的に取っておくことをお勧めします。
トーク履歴を保存する方法
機種変更する際にが事前準備が必要です。また、通常の事前準備を行ってアカウントを引き継いでも、そのままでは過去のトーク内容は消えてしまいます。トーク履歴を保存したい場合には、以下の方法で過去のトーク内容を保存することが出来ます。
- 保存したい過去のトークページを開き、画面上の右サイドにあるトークメニュー「V」マークをタップして、次画面で[トーク設定]をタップします。
- [トーク設定]画面の「トーク履歴を送信」をタップします。
- 画面下に処理メニュー「メールで送信」と「その他のアプリ」が表示されます。ここでは例として「メールで送信」をタップします。ちなみに、「その他のアプリ」をタップするとEvernoteやDropbox、OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドストレージ、またOneNoteなどにも保存することが出来ます。
- 「メールで送信」をタップすると、メーラーが起動しトーク履歴がテキストファイルとして添付されます。送信したいアドレスを入力してメールを「送信」します。保存される内容は、「トーク履歴を送信」を実行した時点より前のものとなります。
上記はiPhoneを例に説明しました。Androidの場合もほぼ同様の手順でバックアップをとることが出来ます。
ただ、この方法でバックアップを取った場合、保存できるのはテキストだけで写真やスタンプは保存されません。また、絵文字もテキスト文字として出力されてしまいます。
この方法ではiPhoneは出来ないのですが、Androidの場合はスタンプや絵文字などを丸ごと保存することができます。まず、AndroidのLINEの[トーク設定]画面で[トーク履歴をバックアップ]をタップ、表示メニューから[すべてをバックアップ]をタップしてバックアップファイルを作成しておきます。トーク履歴を削除してしまった場合でも、[トーク設定]画面にある[トーク履歴をインポート]をタップして、インポートすれば元通りに復元することが出来ます。
機種変更する場合も、AndroidからAndroidへであれば、Android版のLINEアプリで古いAndroidにあるトーク情報のバックアップファイルを作成しておき、新しいAndroidに復元する(インポートする)ことが行えます。
残念ながら、iPhone版のLINEアプリにはこの機能(「トーク履歴のインポート」機能)はありません。iPhoneでこれと同等のことを行うにはPCのiTunesを利用したバックアップの方法があります。これについては改めて書こうと思います。
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