前機種(iPhone 5s)をiOS 8にアップデート
iPhone 6へのデータ移行をスムーズにするために、iPhone 5sのOSをiOS 8にアップデートしました。これはiPhone 5sのデータと移行先、iPhone 6のOSを揃えることで、データの不適合をなるべく減らすためです。
▶︎ iOS 8へのアップデート方法。前準備と注意点、および初期設定
iOS 8へのアップデートをした後で、iPhone 5sに入っているアプリを最新のバージョンにアップデートします。これもOSアップデートと同様の意味合いです。
もうひとつここでやっておきましょう。使わないアプリや不用の写真、聞かないミュージックなどは整理しておきましょう。 データ容量が大きいとその分、同期に時間がかかることになります。
前機種(iPhone 5s)のデータをバックアップ
移行元のiPhone 5sのデータをバックアップします。iTunesに“バックアップの暗号化”機能によるバックアップを行います。なぜ“バックアップの暗号化”機能を使うかというと、キーチェーン (メールアカウントのパスワード、Wi-Fi パスワード、および Web サイトや一部の App に入力するパスワードなど)もバックアップ→復元されるようになります。また、LINEのトーク履歴も復元できるはず。
▶︎ iTunesの『バックアップの暗号化』機能でiPhoneのデータを丸ごとバックアップ!
▶︎ キーチェーン情報も復元! iTunesの“バックアップの暗号化”機能を使ったiPhoneデータのバックアップと復元の手順
▶︎ 【LINE】iPhone機種変更時に元通りに復元・引き継ぎ(トーク履歴も)する方法
iPhone 6に前機種(iPhone 5s)のバックアップを復元
前機種(iPhone 5s)のiTunesに“バックアップの暗号化”機能によりバックアップしたデータを、今回購入した新しい機種(iPhone 6)に復元します。
まずは、バックアップを保存したMacに新しく購入したiPhone 6をLghtningケーブルで繋げます。iTunesが自動的に起動します。
iTunes側でiPhone 6を認識して、「新しいiPhoneへようこそ」ページが開きます。「新しいiPhoneとして設定」「このバックアップから復元」のメニューから、今回は前機種のデータを復元するので「このバックアップから復元」のラジオボタンを「オン」にします。メニュータイトル横の復元元が正しく選ばれているか確認します。正しければそのまま下にある[続ける]ボタンをクリックします。
前機種のバックアップ(バックアップの暗号化)で設定したバックアップのロックを解除するパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
前の機種(iPhone 5s)でバックアップしたデータの復元を開始します。
前の機種(iPhone 5s)の設定内容が復元されます。設定の復元が完了すると、新しいiPhone 6デバイスが再起動します。
新しいiPhone 6デバイスが再起動すると、iTunesのウインドウに表示されます。その際のデバイス名は、復元元である前機種(iPhone 5s)に付けたデバイス名となります。そして、順次データの復元が開始されます。各種データの復元には1時間前後掛かります。
同期が終了すると、新しいiPhoneの各国語での「こんにちは」の挨拶から始まる初期設定画面が表示されます。手順に従って順次設定していきます。
▶︎ iOS 8へのアップデート方法。前準備と注意点、および初期設定
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