「iOS 8」を現行のiPhoneなどiOSデバイスにインストールして使い場合には、以下のことを必ず行っておきましょう。
■iCloudへのデータ・バックアップ
■MacやPCのiTunesへのデータ・バックアップ
- iTunesに通常バックアップ
- iTunesに暗号化バックアップ
上記バックアップで、最も安心できるバックアップは「iTunesに暗号化バックアップ」です。この暗号化バックアップは各種アプリのパスワードやLINEのトーク履歴なども保存することが出来、復元する際には余計な設定を行わなくて済みます。
iCloudへのデータ・バックアップ
MacやPCを持っていない人はiCloudが頼りです。必ず、iPhoneなどiOSデバイスにある最新のデータをiCloudに保存しておきましょう。「iOS 8」インストールの際に、通信やアップデートに障害が起きるということもあります。その際に、最悪でもiCloudからデータを復元できるようにしておきましょう。
[設定]→[iCloud]→[ストレージとバックアップ]→[今すぐバックアップを作成]
【iCloudにバックアップされる情報】
- 音楽、映画、テレビ番組、アプリケーション、本の購入履歴
- カメラロールにある写真やビデオ
- デバイス設定
- Appデータ
- ホーム画面とAppの配置
- iMessage、テキスト(SMS)、およびMMSメッセージ
- 着信音
- Visual Voicemail
MacやPCのiTunesへのデータ・バックアップ
MacやPCユーザーであれば、やはりiPhoneのデータはパソコンを母艦としてバックアップを取っておきたいところです。iCloudへのバックアップだけでは、バックアップされるデータが限られています。そこでパソコンにインストールされているiTunesを母艦としたバックアップはかなり有効です。
パソコンユーザーでiTunesをインストールされていない方は、まずはiTunesのインストールを行いましょう。
iTunes を使うと、設定内容、メッセージの履歴、カメラロール、書類、保存されているゲーム、その他のデータをバックアップすることができます。バックアップには、デバイスと同期されるコンテンツ (映画、音楽、Podcast、App など) は含まれません。これらのバックアップはiCloudとの同期によって可能です。
パソコンのiTunesを起動して、iPhoneをUSB接続します。接続されているiOSデバイスが複数表示される場合には、任意のデバイスをクリックします。
任意のデバイスをクリックすると、そのデバイスの内容が表示されます。
- iTunesに通常バックアップ iTunesにバックアップする通常の方法です。「バックアップ」項目にある「このコンピュータ」のラジオボタンを「オン」にして、右サイドの「今すぐバックアップ」をクリックします。
- iTunesに暗号化バックアップ 上記のiTunesにバックアップする通常の方法では、バックアップできない内容を保存することが出来ます。アプリの各種パスワードやLINEのトーク履歴などを一緒に保存することが可能です。復元の際にパスワードなども一緒に復元できます。
1)「バックアップ」項目にある「このコンピュータ」のラジオボタンを「オン」にして、下の「iPhoneのバックアップを暗号化」を「オン」にします。
2)「iPhoneのバックアップを暗号化」を「オン」にすると、「パスワードを設定」するポップアップ画面が表示されるので、パスワードを入力して右下の「パスワードを設定」ボタンをクリックします。ここで登録したパスワードはデータを復元する際に必要になりますので、忘れないように大切に保存しておきましょう。
iTunesへのバックアップによって保存される情報に付いては、「iTunesの『バックアップの暗号化』機能でiPhoneのデータを丸ごとバックアップ!」の記事を参照ください。
【関連記事】
●【iPhone】売却や譲渡する際にやっておくべき対策。個人情報がだだ漏れしないために(2014/9/13)
●キーチェーン情報も復元! iTunesの“バックアップの暗号化”機能を使ったiPhoneデータのバックアップと復元の手順(2014/7/26)
●iTunesの『バックアップの暗号化』機能でiPhoneのデータを丸ごとバックアップ!(2014/7/24)
0 件のコメント:
コメントを投稿