Googleは、Webブラウザー「Google Chrome」のメジャーアップデートバージョンとなるWindows、Mac、Linux向け「Chrome 38ベータ版」をリリースしました。新しいユーザー管理UIやゲストモード搭載し、Mac版は64bitアプリになります。
Chromeは8月27日に、安定版「Chrome 37」をリリースしたばかりです。その際はWindows版64bitアプリが登場し、Windows 7およびWindows 8ではオプトインで64ビット版を選択できるようになっています。今回の「Chrome 38ベータ版」が安定版としてリリースされる10月中旬には、Mac版も64bitアプリの時代に突入します。
64ビット版になることで、高速化やセキュリティ強化といった利点があります。また、多くのアプリが64bit化しているOS Xでは、起動が早くなる、システム全体の消費メモリが減ることなどとされています。
「Chrome 38」は64ビット化以外に、ユーザー管理機能がブラッシュアップされ、ユーザー切り替えインターフェースの変更やゲストモードの追加、HTMLの<picture>エレメントのサポート、JavaScriptの新規格対応、そして新APIサポートなど盛りだくさんの新機能が搭載される予定です。
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