Twitterが台風８号接近で警鐘！「危険な場所に行ってつぶやかないで！」

数十年に１度、7月に発生するものとしては過去最強といわれる大型で非常に強い台風８号。8日15時には久米島の西約110キロの海上にあって、１時間におよそ30キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルに達しおり、中心の東側280キロ以内と西側200キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。数十年に１度ということもあり、絶好のツイート・チャンスと考える輩がいることを察知して、Twitterは「危険な場所に近づいてのツイートは絶対にしないで！」と警鐘を鳴らすツイートをしています。沖縄県では現在、22万8000世帯、55万1000人に避難勧告が出されており、尋常じゃない被害に警戒を強めています。

今回の台風８号は、並みじゃありません。重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に出される「特別警報」が、沖縄本当などに台風としては初めて出されています。特別警報は警報の基準をはるかに超える豪雨や大津波などが予想される際に発令されるもの。沖縄本島や久米島には、暴風・波浪・高潮及び大雨の特別警報が出されています。

特別警報が出ている沖縄をはじめ、暴風雨になると思われる地域の皆さま、写真付きツイートのために危険な場所に近づかれることはおやめください。ツイートは身の安全が確保されている場所でお願いします。
— TwitterJP (@TwitterJP) 2014, 7月 7

Twitterの警鐘は至極当然なんですが、こんな時だからこそ軽率な行動を取るものがいることもまた事実です。くれぐれもこうした被害に遭わないよう、台風の接近に際しては危険な場所には近づかないようにし、外出時も十分注意するようにしましょう。

台風の今後の予想進路は、東シナ海を北上し、9日は次第に勢力を落としながら進路を東寄りに変え、10日には強い勢力で暴風域を伴って九州に接近し上陸するおそれがあります。