日本のマンガ・アニメの海賊版被害は近年拡大しており、文化庁の2012年度調査によると、文化庁が2012年度の調査によると、中国主要都市(北京・上海・広州・重慶)における日本コンテンツの被害額は年間約5,600億円と推計されています。経済産業省が2013年度に行った調査でも、米国におけるマンガ・アニメのオンライン海賊版の被害額は約2兆円と推計されたとのことです。こうした問題への対応策として、経済産業省の呼びかけに賛同した出版社及びアニメ関連企業による「マンガ・アニメ海賊版協議会」が2013年7月に発足し、「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」を強力に推進することとなったとのことです。
「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」の概要
- 海賊版の「削除」を効率的に行う「海賊版の大規模削除」 8月1日(金)より、「マンガ」約500作品「アニメ」約80作品について、約5ヶ月に渡る集中的な海賊版削除を開始します。
- マンガ・アニメの「本物」が見つかる正規版リンク集サイト「Manga-Anime here」オープン 7月30日(水)より誰でもマンガ・アニメの“本物”が見つかり、楽しむことができる正規版リンク集サイトをオープンします。
- 正規版コンテンツの視聴を促進するための普及啓発 古今東西の日本の名作マンガ・アニメから選りすぐりの「ありがとう」シーンを繋いだムービーコンテンツを公開します。今後、さらに新たな普及啓発策を展開してまいります。
■正規版コンテンツの視聴を促進するための普及啓発ムービーコンテンツ
▶︎ Manga-Anime here
▶︎ 初の業界横断的なマンガ・アニメ海賊版対策をスタートします(METI/経済産業省)
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