国際キャッシュカードで日本で知名度が高いのは、今回紹介する新生銀行とCityBankでしょうか。その他にも楽天銀行、JTB MoneyT Global、スルガ銀行などがあります。ただ、キャッシュカードとは別に専用カード(デビッドカードなど)を作る必要があったり、引き出し専用でしか使えなかったりします。現在のところ、国際キャッシュカードを作るなら新生銀行とCityBankの2択でしょう。どちらも開設したその日からキャッシュカード1枚で海外で利用することができす。新生銀行なら本・支店での口座開設なら最短30分程度でキャッシュカードを手にすることも可能です。
新生銀行とCityBankの国際キャッシュカード比較
▶︎ 新生銀行
- カード発行手数料:無料(キャッシュカード)
- 出金手数料:無料
- 換算レート:Visaワールドワイドが定めたレートに4%を加算したレート
- 引出し通貨: 提携CD・ATMのある国の現地通貨
- 利用場所:Visaワールドワイドが運営するPLUSマーク表示のあるCD・ATM
▶︎ CityBank
- カード発行手数料:無料 (キャッシュカード)
- 出金手数料:1回200円(税抜き)※インターネット口座開設の場合は口座開設月を含め6ヵ月目の月末まで実質0円
- 換算レート:米ドルの場合、当日の日本のシティバンク銀行店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を加えたレート。その他の通貨の場合は、提携機関が定めたレートで米ドルに換算された金額に、上記のレートを乗じて円貨を算出。
- 引出し通貨: 提携CD・ATMのある国の現地通貨
- 利用場所:世界各国の以下のマークのあるCD/ATM
新生銀行は出金手数料が何回使っても無料です。また、口座開設も新生銀行なら最短でその日にキャッシュカードを受け取れ、その時点から利用できます。CityBankはインターネット開設を推奨しているようで、特典などもインターネットでの口座開設が一番優遇されているようです。口座開設までの日数が掛かるようです。
新生銀行、CityBankともに国内でキャッスカードを利用する際に、支店が少ないのが気になると思いますが、現在はセブン銀行のATM、ゆうちょ銀行または郵便局のATM、提携都市銀行・地方銀行のCD/ATMなどが利用できるので、それほど不便はないかと思います。ただ、CityBankの場合は通常利用ですと1回当たり100円〜300円(税抜き)の手数料が掛かります。新生銀行は無料で利用できるのも強みです。
新生銀行の口座開設メリット
新生銀行の支店数は少ないのですが、ゆうちょ銀行や都市銀行、セブン銀行など他行(提携金融機関)のATMでも、手数料が無料で引出すことができます。もちろん、新生銀行のATMでも、24時間365日無料で利用(引出・入金・残高照会)できます。
海外ATMでの新生銀行キャッシュカード利用
海外ATMでの新生銀行キャッシュカードの利用法について、YouTubeにbeatusk910さんが動画「【旅してガッテン】海外ATMで新生銀行キャッシュカードで引き出し方法!これは超便利!」をアップしてますので、これから海外に行かれる方は参考にしてみてください。
ちなみに、新生銀行の口座開設は、iPhoneなどのiOSからでも行うことができます。
新生銀行口座開設アプリ 001.00(無料)
カテゴリ: ファイナンス
販売元: Shinsei Bank, Limited - Shinsei Bank, Limited(サイズ: 0.9 MB)
これから夏休み、サマーバカンスを海外でお過ごしになる方は是非この1枚を持って出かけてみてはいかがでよう。必ずやお役に立つことが分かってもらえると思います。
▶︎ 新生銀行
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