「Firefox 29」ではユーザーインターフェイスの大幅な刷新により、生まれ変わったFirefoxを印象付けました。今回のバージョンでは、「Firefox 29」とは打って変わって、比較的小さなアップデートとなっています。新機能としては、「GStreamer 1.0」のサポートやMac OS: Command-E で選択している文字列をページ内検索欄にセットできるようになったこと。目立つ新機能としては、サイドバーボタンの実装でしょうか。これにより、ブックマークやソーシャル機能、履歴をより簡単に表示出来るようになりました。
Firefox 30(ベータ版)での変更点
■新機能
- GStreamer 1.0 をサポートしました。
- Mac OS: Command-E で選択している文字列をページ内検索欄にセットできます。
- サイドバーボタンが実装されました。これによりブックマークやソーシャル機能、履歴をより簡単に表示させられます。
■機能変更
- WebIDL で定義されたコンストラクタを Web ページ内で関数として利用できなくなりました。
■開発者向け
- box-shadow に関する表示上の不具合を修正しました。詳細は Bug 480888 をご覧ください。
- Web Audio 使用時の音量をウィンドウごとに変更できるようになりました。
- background-bloend-mode が標準で利用できるようになりました。
- <input type="reset|button|submit"> に line-height が設定できるようになりました。
- EcmaScript 6 の機能である、配列の内包表記が利用できるようになりました。詳細はこちらをご覧ください。
- エラースタックに列番号が含まれるようになりました。
- バンドルされているもの、およびホワイトリストに記載されているものを除き、プラグインの利用には設定が必要になりました。(詳細はこちら)なおアドオンの利用には影響ありません。
■機能修正
- パスワードマネージャがパスワードの保存を尋ねる場合、autocomplete="off" を無視するようになりました。(Bug 956906)
- 型付き配列に属性を追加できなかった不具合を修正しました。 (Bug 695438)
■既知の問題:未解決
- KB2670838 (MSIE 10 を動作させるために必要なアップデート) がインストールされた Windows 7 でのテキスト描画に不具合が生じます。Windows 8.1 での回避策はこちらをご覧ください。(Bug 812695)
すでにFirefoxをインストールしていれば、いずれ近い内に自動更新により自動アップデートされますが、「待てない」「今すぐ試したい」などの理由によりアップデートしたい方は以下から行なえます。
▶︎ Firefoxのダウンロード
上記サイトにアクセスして、「無料ダウンロード」ボタンをクリックすると自動的にダウンロードが始まりまり、最新版の「Firefox 30」をインストールすることが出来ます。
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