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2014-06-16

Facebookも導入。リスティング広告に閲覧履歴を使わせない方法:iOS Tips

Facebook社は先週6月11日(木)に、ユーザがFacebookおよびFacebook以外のサイトで閲覧した情報を組み合わせて、広告主にターゲットユーザに関する詳細な情報を提供する「Facebook広告について」発表しました。これは、ユーザのウェブ履歴を広告表示の目的に使うということで、ユーザにとって有益な広告、興味や関心のある広告を表示してくれるというものです。


この新しいFacebookのオプトイン広告、確かにメリットがありそうです。でも、これってむちゃくちゃ個人情報ですよね。確かに、特定の広告をFacebookに表示させないようにブロックしたり、表示しないようにする「オプトアウト設定」はできます。でも、これではリスティング広告(追跡型広告)に履歴を使われていることに変わりありません。残念ながら、Facebookの設定で、すべての広告を表示しないという選択肢は今のところありません。たぶん、今後もこの機能は追加されないでしょう。

そこで、iOSデバイス、特にiPhoneを使っている場合のWeb閲覧履歴を、リスティング広告(追跡型広告)に使用させない簡単な方法です。新たな「Facebook広告」は日本での導入時期はまだ未定です。ただ、今後数か月かけて全世界でこのサービスを提供する予定になっています。Facebookに広告を表示しないようにすることは出来ませんが、Webの閲覧履歴の使用を制限することは出来ます。この方法はFacebookだけでなく、GoogleやYahoo!などのリスティング広告(追跡型広告)すべてに有効です。iPhoneなどのiOSデバイスを使っていて、リスティング広告(追跡型広告)にWebの閲覧履歴を使用させたくない方はぜひお試しください。


リスティング広告に閲覧履歴を使わせない方法


リスティング広告(追跡型広告)は、ユーザのWeb閲覧履歴を参照して、個々のユーザに最適化した広告を表示させるものです。この際に、その人がどんな広告を閲覧しているか監視しているわけです。リスティング広告にWeb閲覧履歴を監視させないためには、iPhoneなどのiOSの機能で監視を排除することが出来ます。

設定]→[プライバシー]→[広告]→「追跡型広告を制限

[設定]アイコンをタップして、[プライバシー]→[広告]へと遷移します。[広告]アイコンをタップすると、[広告]設定ページが表示されます。「追跡型広告を制限」と表示された項目の設定を「オン」にします。



「プライベートブラウズ」機能で履歴を残さない方法


iOSデバイスのSafariの「プライベートブラウズ」機能を使って履歴を残さないようにする手があります。この機能は、iOSデバイス(iPhone/iPad)で履歴を残さずにウェブサイトを閲覧できるようにする機能です。通常はリスティング広告(追跡型広告)を利用したいが、リスティング広告に履歴を引き渡したくないサイトを閲覧する場合に有効です。

iOSデバイスのSafariを起動します。画面右下の「タブ」アイコンをタップします。表示された開いているサイト一覧を表示する黒い画面に遷移したら、左下の「プライベート」をタップします。


「プライベート」ボタンをタップすると、「ページをすべて閉じますか?」の確認のポップアップ画面が表示されます。「すべて閉じる」あるいは「すべて残す」を任意に選んでタップします。「すべてを残す」をタップすると、開いているサイト・タブすべてを表示し、「プライベート」の文字が白黒反転した状態になります。ここで右下の「完了」をタップすれば、「プライベートブラウズ」機能の設定完了です。


Safariの上下のバーが黒くなっていれば、「プライベートブラウズ」機能が有効になっています。解除する場合には、画面右下の「タブ」アイコンをタップして、「プライベート」をタップします。



Webの閲覧履歴をリスティング広告(追跡型広告)に利用させない2つの方法を紹介しました。SafariでのWeb閲覧時のシチュエーションに合わせてご利用ください。

【参考にしたサイト】
Facebook広告について | Facebook
Facebookヘルプセンター | Facebook



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