2014-04-07

「iPhone 6」は4.7および5.5インチディスプレイ搭載モデル(Apple内部スライド資料)

今年発表される予定の次期iPhone、「iPhone 6」は4.7および5.5インチモデルであることがApple内部(スライド)資料 で明らかになったと、9to5Macが伝えています。


Appleは明確に軌道修正したようです。今年発表される次期iPhone、「iPhone 6」が4.7および5.5インチの2機種になり、大型ディスプレイを採用するという噂は繰り返し伝えられています。3.5インチにこだわっていたAppleが、前回バージョン「iPhone 5s」を発表し、4インチへの画面サイズを変更しただけで、多くの開発者、ケースメーカーにとっては戸惑いと混乱を引き起こしています。「iPhone 6」が4.7および5.5インチモデルを実際に発表した場合には、多くの開発者、ケースメーカーにとって前回以上の頭痛のタネになることは明らかです。また現行モデルもSIMフリーモデルとして販売を続けるようです。多品種化の道は、これまで以上にAndroidとの差別化に苦しむことになるやも知れません。けれど、今回伝えられる内部資料によれば、どうやら実際にその日が来そうです。


「4インチモデルのスマートフォン市場には今後成長が見込めない。」

「iPhone 6」が大型かせざるを得ない理由を、Appleのプレゼン資料はこう分析しています。Appleは「消費者」「通信キャリア」「ライバル」の3つを市場と捉えて分析しています。「消費者」は「大画面、低価格」に強い需要、ニーズがあり、「通信キャリア」は iPhoneの高い市場シェアと補助金などに関心を持っている。そして「ライバル」である競合他社は、これらのニーズに対応すべくラインナップを改善している。


Appleの取るべき可能性が高いシナリオは、「iPhone 6」で4インチ以上の大型ディスプレイ化を図る。また、市場シェアを確保するために、新型「iPhone 6」を発売後も現行モデルをSIMフリーモデルとして300ドル以下の廉価版として市場投入する可能性が高いと思われます。

via: 9to5Mac


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