Apple、クルマでiPhoneをスマートに使えるシステム「iOS in the Car」改め『CarPlay』を発表。今週中にフェラーリ、メルセデス・ベンツ、ボルボが対応車種を発表

Apple、クルマでiPhoneをスマートに使えるシステム『CarPlay』を正式に発表しました。『CarPlay』を搭載したクルマを各自動車メーカーが発売することも同時に発表しています。

『CarPlay』は、2013年の「Worldwide Developers Conference」（WWDC）で発表された「iOS in the Car」を製品化したもので、今回ネーミングも「iOS in the Car」から『CarPlay』へと改称、正式発表されました。

マップと連動して、連絡先やメール、テキストメッセージから行き先を予測したり、行き先の案内をより直感的にわかりやすくして、経路案内や道路状況、予想到着時刻を知らせてくれます。また、ステアリングホイール上に設置された音声制御ボタンからSiriに話しかけて音声でルート案内を受けられるほか、音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、iTunes Radioにアクセスできる機能も搭載されます。

まずは、フェラーリ、メルセデス・ベンツ、ボルボが対応車種を今週発表する予定です。今後は、本田技研、三菱自動車、日産自動車、富士重工業、スズキ、トヨタ、BMWグループ、フォード、ゼネラルモーターズ、現代自動車、ジャガー・ランドローバー、起亜自動車、PSA・プジョーシトロエンの各社も今後『CarPlay』対応車を発売する予定とのことです。

対応する機種は、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5を含むLightningケーブル対応のiPhoneです。『CarPlay』は、iOS7のアップデートとして提供されるとのことです。

Source:CarPlay