Apple、最新版「iOS 7.0.6」および「iOS 6.1.6」をリリース。SSL接続の問題に対する修正。

Appleは米国時間2月21日、iOSの最新版「iOS 7.0.6」および「iOS 6.1.6」をリリースしました。今回の「iOS 7.0.6」アップデートには、アタッカーがSSL/TLSで保護されたセッションのデータをキャプチャしたり、改ざん・修正することができる問題に対する修正が含まれています。

「iOS 7.0.6」はiPhone 4以降、iPod touch（第5世代）、iPad 2以降の機種が対象です。今回のアップデートでは、iOSソフトウェアをWi-Fi接続環境でダウンロードするように推奨しています。

また、同時にリリースされた「iOS 6.1.6」はiPhone 3GS、iPod touch（第4世代）が対象です。このセキュリティ更新プログラムは、「iOS 7.0.6」同様、SSL接続の検証のための修正を提供します。

今回のように、iOS6と7の更新プログラムを同時にリリースするのは異例です。「iOS 6」のバグ、SSLの脆弱性が深刻なものであることを伺わせます。Appleはまた、「Apple TV」用のファームウェア「6.0.2」を発行しています。

Source:iOS 7.0.6、iOS 6.1.6