今日、MicrosoftはWindows XP向け無料セキュリティソフト「Microsoft Security Essentials」のアップデートを2015年7月14日まで継続することを発表しました。
MicrosoftはWindows XPの2014年4月8日サポート終了と同時に、XP向け無料セキュリティソフト「Microsoft Security Essentials」の配布を終了することを先週発表したばかりでした。
そのため、2014年4月9日(日本時間)以降は Windows XP サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなります。また、この日以降、Windows XP から Microsoft Security Essentials をダウンロードすることもできなくなります。
Windows XP のサポート終了 - Microsoft Windows
前言を翻すかたちでの今回の発表は、Windows XPのシェアが20%前後あり、ユーザの不満の声を反映させた処置だと言えます。MicrosoftはWindows XPの移行期間として、2015年7月14日までサポートを延長するとのことです。対象になるWindows XP向けのセキュリティソフト製品は、企業向けの「System Center Endpoint Protection」「Forefront Client Security」「Forefront Endpoint Protection」「Windows Intune」、そして個人ユーザ向けの「Microsoft Security Essentials」です。
ただし、Microsoftは、Windows XP自体のサポートが終了することでセキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどが受けられなくなるとしており、新しいOSへの移行を推奨しています。
まだ、Windows XPを使っているユーザはかなりの数に上ると見られており、今回の処置はWindows XPユーザにとっては朗報と言えます。
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