これは簡単に言うと、フィッシング・サイトに誘導して偽の有料サービスに登録させてモバイルアカウントからお金を引き落とす詐欺広告がiOSアプリ内に出現しているということです。ロシアのアンチウイルスベンダー「Doctor Web」が、サイト掲載記事(1月28日掲載)で警告しています。
このような広告は、iPhoneやiPadなどのiOSデバイス上で特定の無料アプリの使用中に頻繁に表示されているようです。現在、増加の傾向を見せているとのことです。それらの多くはSMSやEメールの着信通知、バナー通知を装っています。Doctor Webは、Android及びiOS向け無料天気予報アプリ「Foreca」内で多く発見されていることを指摘しています。
詐欺広告が見つかったアプリ「ForecaWeather Free」
赤枠の部分が問題のフィッシング広告です。
また、フィッシング・サイトへの誘導の手口は、SMSやEメールの着信通知、バナー通知を装っている場合もあるとのことです。
Androidで多く見られたこれらのフィッシング広告、iPhoneなどのiOSデバイスでも発見されたということで、むやみにタップしないように注意しましょう。こうした怪しい広告は、タップしてしまった場合も絶対個人情報を入力しないようにしましょう。フィッシング・サイトの場合は多くの場合、当選くじで誘い込んでユーザに賞品の代わりに有料サービスに登録させる仕組みのようです。
上記のような事例は、まだ日本では報告されていないようですが、怪しい広告やサイトにはくれぐれも注意しましょう。
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