今回のアップデートでは、通信データ圧縮機能オプションを追加したことがリリースの目玉と言えます。この機能はiPhoneやiPadなどで、通信の際のデバイスへのデータ転送量を大きく削減するものです。このデータ圧縮機能は、1年ほど前にベータ版として発表されたもの。今回の正式リリースで、通信の際の帯域利用を最大50%減らせるとしています。その方法は、Webページのリクエストと応答をGoogleのプロキシ・サーバ経由で行い、PageSpeedライブラリで圧縮を行なうというものです。ちょっとはしょりすぎですが、Googleのサーバを経由するということで、プライバシーを問題視されたりしています(情報がGoogleに筒抜けになってします)。この件に関してGoogleは以前の見解として「キャッシュは記録されない」としているようです。ただ、利用者にとっては通信レスポンスの向上・スピードアップだけでなく、パケットの軽減によるデータ料金の節約が期待できます。
データ圧縮機能を利用するには、Chromeの「設定」→「帯域幅の管理」→「データ使用量を節約」をオンにする必要があります。設定をオンにすると、設定画面でどの程度データ圧縮がされたかをグラフで見ることができます。
新しい機能
- 翻訳 外国語で書かれたページが表示された場合は、翻訳バーを見つけてタップすれば、ページが翻訳されて表示されます。
- データ使用量を節約 データ使用量を最大 50% まで節約できます。この機能を有効にした場合、データの節約量を確認できます([設定] > [帯域幅] > [データ使用量を節約])。
- 新しいタブ ページが更新され、検索がより速く簡単に この機能は iPhone から順に、すべてのユーザーに提供される予定です。
- 安定性/セキュリティの向上とバグの修正
iPhoneのスクリーンショット
Chrome - Google のウェブブラウザ 32.0.1700.20(無料)App
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Google, Inc. - Google, Inc.(サイズ: 25.5 MB)
全てのバージョンの評価:3,909件の評価
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