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2013-11-07

Macアプリのバックグラウンド処理速度が遅いと感じたら、まず「App Nap」機能をオフにしてみましょう:OS X Mavericks

「App Nap」機能はOS X Mavericksから新たに追加された機能のひとつです。複数のアプリケーションを同時に使用する時、バックグラウンドに隠れたアプリの処理速度を下げることで消費電力を節約してくれる機能です。バッテリーの場合など駆動時間を延ばしてくれるので、長時間充電せずに作業を続けることができるわけです。



すごくいい機能なのですが、バックグラウンドに隠れたアプリの処理を遅くしたくない場合などもあるわけです。画面のトップにあるアプリに処理を優先させて、バックグラウンドにあるアプリの処理は著しく低下してしまう。動画編集やCAD系など継続して処理を行なう場合にはちょっと困ってしまいますね。

バックグラウンドにあって隠れても最速で処理を行なってほしい。そんな場合には「App Napを切にする」にすることでパワーダウンを回避できます。


「App Nap」機能オフの仕方


ファインダーで「アプリケーション」フォルダを開きます。「App Nap」を切りたいアプリケーションを選んで右クリック(command + クリック)、「情報を見る」をクリックします。アプリの情報が表示されます。情報の中ごろにある「App Napを切にする」にチェックを入れます。


「App Napを切にする」にチェックを入れたアプリはフルパワーで働いてくれることでしょう。

システム全体で省電力モード設定はありますが、アプリごとに省電力モードを設定できるのはすごいですね。MacBookなど普段持ち出すデバイスにはいいですね。でも、デスクトップ系のMacにこの機能は必要なんでしょうか。自分の作業環境に合わせて使い分けろということなんでしょうね。デスクトップ環境ではなるべく「オフ」にしておいた方がいいかもしれませんね。

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