上記のような「制限付きアクセス」表示が出て、現在の接続先も「識別されていないネットワーク」「ネットワークアクセスなし」と出てしまった場合の対処です。この場合、まずは「ネットワークと共有センターを開く」をクリックしてみましょう。
一見ネットワークに繋がっているかに見えた「制限付きアクセス」も、上記チェック1を見ると黄色い注意マークとネットワークへの接続では赤い×印が表示されています。これでは外部(インターネット)には繋がりません。上記のチェック1、2を確認してネットワーク接続を正常にしようと思います。
チェック1:ネットワーク接続の確認
まずはこのネットワーク接続の確認を行ないましょう。以下の手順で行なうだけで難しいことはありません。トラブルシューティング自体はパソコンが自動で行なってくれます。
- 注意マーク or 赤い×印をクリック 「基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ」下のネットワーク図にある黄色の注意マークか赤い×マークのどちらかをクリックします。
- 修復情報を実行 「Windowsネットワーク診断」画面が表示されます。ここでネットワークの問題点が指摘されます。今回は「DHCPは”ワイヤレスネットワーク接続”に対して有効ではありません」というメッセージです。見つかった問題点の内容の下に「これらの修復方法を管理者として実行する」という対処法が表示されています。この対処法をクリックしましょう。トラブルシューティングを実行してくれます。
- 「この修正を適用」をクリック 「ネットワーク設定を自動的に更新します」メッセージ表示画面に移ります。「正しいネットワーク設定が自動的に検出されます」の下の「この修正を適用します」をクリックして自動更新を行ないましょう。
- トラブルシューティングの実行結果 しばらくするとトラブルシューティングの実行結果が表示されます。今回の場合は「解決済み」の文字とその右側に緑色のチェックマークが表示されて、問題点が解決されました。「閉じる」ボタンをクリックしてネットワーク接続が正常に繋がるか見てみましょう。
- ネットワーク接続の確認 「ネットワークと共有センター」のページに戻って、ネットワーク接続状態を確認しましょう。下図のように表示されれば正常だと考えられます。
- アクセスポイント表示確認 タスクバーに表示されている「インターネットアクセス」アイコンをクリックしてアクセスポイント接続の状態を確認します。接続先のアクセスポイントは「iPhone5s」です(iPhoneの「名前」設定によって異なる)。現在の接続先「iPhone5s」で「インターネット アクセス」となっていますね。ワイヤレスネットワーク接続欄も「iPhone5s」で「接続」表示になっています。これで「制限付きアクセス」が解消されました。試しにブラウザを立ち上げてネットに繋がるかやってみましょう。大丈夫のはずです。
チェック2:ワイヤレス モードを変更して試す
上記「チェック1:のネットワーク接続の確認」とは別ですが、ワイヤレスのモードを変えることで対処できることもあります。- 「ワイヤレス ネットワーク接続」をクリック タスクバーにある「インターネット アクセス」を開いて「ネットワークと共有センターを開く」をクリック。表示された「ネットワークと共有センター」画面の右下にある「ワイヤレス ネットワーク接続」をクリックします。
- 「プロパティ」をクリック 「ワイヤレス ネットワーク接続の状態」画面が表示されます。左下の「プロパティ」をクリックして次に進みます。
- 「構成」をクリック 「プロパティ」画面の「ネットワーク」タグにある「接続の方法」欄下の右サイドにある「構成」をクリックします。
- 「詳細設定」をクリック 接続方法に関する「プロパティ」が表示されます。タグメニューから「詳細設定」をクリックします。
- 「ワイヤレス モード」をクリック 「詳細設定」のプロパティ一覧の「ワイヤレス モード」をクリックします。
- 「ワイヤレス モード」の値を変更 「ワイヤレス モード」をクリックすると、右側の値欄にモード一覧が表示されます。規定値は「802.11 a/b/g」となっているかと思います。この値を「802.11 b/g」や「802.11 a/g」に変更して「OK」ボタンを押します。
「ネットワークと共有センター」画面に戻って接続状態を確認しましょう。正常に接続するようであればオーケーです。
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